「7世代にわたるトンネル工事」で有名なラチャダー=ラチャプルック・トンネルは、いつ終わる?

ラマ2世通りの高架道路も「終わらない公共工事」として有名ですが、他にもいくつか有名な場所があります。

トンブリー地区にある全長 1.5 キロメートルにわたるラチャダー=ラチャプルックのトンネル工事は、着工から5年たっても工事が完了していません。
バンコクのチャチャート知事は、6月11日に現場を視察に訪れました。

ザ・モール・タープラ・ショッピングモール近くのラチャダー道路とラチャプルック道路を結ぶ、片側2車線の全長1.5kmの地下道を建設するプロジェクトは2018年に開始されました。

工事はゆっくりとしたペースで進められており、「7世代にわたるトンネル工事」と呼ばれています。

請負業者は、地下ケーブルと水道管を移設するために首都圏電力公社や首都圏水道局と調整する必要があるため、工事が遅れていると説明します。

そして2022年9月1日、バンコク都は自動車運転者に午前5時から22時までのトンネルの使用を許可しました。

しかし、地下工事が完了した後、建設業者は地下の電線と新しい管を建設する必要があり、トンネルの両側にある2車線が閉鎖され、歩道が取り壊され、車の運転と歩行者の両方に影響を与えています。

これに先立ち、請負業者は先月工事を早めるよう要請されていましたが、チャチャート知事が視察に訪れた日曜日の時点では、道路の一部で多くの作業がまだ放置されたままでした。

日本でもそうですが、公共工事というのは引き延ばせば引き延ばすほど、請負業者が得をするようになっているようですね。

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