スワンナプーム空港やドンムアン空港が、コロナ患者用の仮設病院に?!

一向に事態収拾の気配すら見えぬタイの新型コロナ感染者数に、バンコクでは病床不足が指摘されており、既に医療崩壊が起きているとも言われています。
これはその打開策となるのでしょうか。

バンコクのスワンナプーム国際空港の敷地内に5,000床の仮設病院が設立され、8月に稼働する予定とのことです。
サクサヤーム運輸相によると、COVID-19症例の継続的な急増によって引き起こされた現在の病床不足に対処するために、新しい施設が必要とされています。

運輸省は公衆衛生省から、サテライト1ビルの空港の10万平方メートルのエリアに仮設病院を設立するように依頼されました。 2階は集中治療室と医師の施設に使用され、3階と4階は軽度で無症候性の患者に対応するために使用されます。

インパクトムアントンターニーにあるブサラクム仮設病院のリース契約は来月満了し、空港にある新しい仮設病院は3倍の患者を収容できるようになるため、時期的に間に合うようだろうと同大臣は述べています。

一方、ドンムアン国際空港内の貨物ターミナルは、2,000件の無症候性で軽度のCOVID-19症例に対応できる、別の巨大な仮説病院に改造されています。
こちらは7月12日に運用を開始するとのことです。

空港施設を病院にするとは、日本では考えられない措置ですが、この柔軟さはタイの良さなのかもしれません。
しかし、新型コロナ患者だらけの空港…、いまいち利用したいとは思えなくなってしまうのは、私だけでしょうか。

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