またまたタイ警察の不祥事発覚?! 警察公務を装い、中国人から250万バーツを騙しとった7名を逮捕。

またまたタイ警察の不祥事(?)発生でしょうか。

5月5日午前9時30分、ディンデーン警察と関連機関は、バンコクで警察官を含むタイ人犯罪グループによって、中国人5人を拘束し、身代金250万バーツを要求した事件について記者会見を行いました。

タイメディアによりますと、4月25日、中国人ビジネスマン5人がバンコクのホテルの一室でタイ人男性4人によって拘束され、用意された車に強制的に乗せられ拉致されました。
その後、4人の男は中国人実業家らへ250万バーツを恐喝したと伝えられています。

警察は捜査の結果、裁判所に対して、容疑者として警察官2名、元警察官1名、民間人4名を含む容疑者7名に対する逮捕状を請求しました。
しかし他に4人の容疑者がおり、警察は捜査を続けています。

警察は現時点で、5人の人物を逮捕しており、警察官とのみ特定されています。
元カーンナヤオ警察で上級巡査部長で犯罪グループのリーダーとされるアタウット容疑者(52歳)、ティーラチャイ容疑者(36歳)、ノパシン容疑者(39歳)、巡査部長のプーワデート容疑者(28歳)、ジャルネット容疑者(33歳)

刑事裁判所によりますと、現在も指名手配中の容疑者の1人、28歳のパヤタイ警察ビラユットは現在逃走中で、身代金計画で重要な役割を果たしたと伝えられています。

被害者の1人は、デジタル通貨を250万バーツに交換したとされる中国人、ヤン氏としてのみ公表されていた。

容疑者の一人であるジャルネットは、デジタル通貨カード読み取り機で現金を交換するために中国人グループと会うよう命令されたと供述したといいます。
この中国人のグループは、デジタル通貨をタイバーツに交換したいと考えており、代理店を探していたといいます。

その後、ジャルネットは中国人実業家を騙すために、被害者を演じるようビラユットから指示をうけます。
そして、警察官としての職務を遂行するふりをした容疑者グループによって、ジャルネットは逮捕されたふりをします。

しかしこれらはすべて仕組まれたもので、容疑者らは中国人実業家らから金を脅し(当初は500万バーツ)、まんまと250万バーツを手にすることとなります。

現在、警察は他に2人の容疑者を特定し、捜査を進めています。

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