【KDDI】タイ・バンコクにデータセンター「TELEHOUSE Bangkok」を新設

KDDIは2023年春をめどに、タイの首都バンコクにデータセンター「TELEHOUSE Bangkok」(以下 本データセンター) を新設します。本データセンターは約100億円を投資し建設しており、「TELEHOUSE」ブランドのデータセンターとしては東南アジアで最大規模となります。

本データセンターは、タイ国内通信事業者の主要ネットワーク設備の設置を予定し、世界各国とタイの相互接続がしやすい環境を構築します。また、バンコク初 (該当項目へジャンプします注1) の4ルートからの通信回線引き込みにより、災害などさまざまなリスクにおいても通信を途切れさせない高い冗長性を実現します。

KDDIは、国内外のさまざまなコンテンツプロバイダやクラウド事業者、通信事業者などのお客さまにとって、「最も相互接続のしやすい高品質なインターコネクションデータセンター (該当項目へジャンプします注2)」を目指し、法人のお客さまのグローバルビジネスを支援します。

<TELEHOUSE Bangkok 完成イメージ図>

通信線の4ルート冗長性

<通信線の4ルート冗長性>

世界的なパンデミックによるデジタル化の加速に伴い、パブリッククラウドの需要が増大しています。東南アジアの中心に位置するタイは、デジタルエコノミーの成長に基づくデータセンター市場の成長性 (CAGR) が27% (該当項目へジャンプします注3) で、今後さらなるニーズの高まりが予測されます。このようなタイにおける市場環境を踏まえ、2021年11月5日に、KDDIの子会社TELEHOUSE (Thailand) Ltd. (本社: タイ・バンコク、代表取締役社長: 宮下 健一) を設立し、タイ国内におけるデータセンター事業を中心としたビジネスを展開します。

KDDIは、データセンター事業を世界10カ国以上、45拠点以上で「TELEHOUSE」ブランドで展開し30年以上の実績があり、ビジネスセグメントにおける成長分野と位置付けています。今後も最新設備とコネクティビティを活かしたデータセンター事業者として、お客さまのビジネス成長をサポートするほか、グローバルで高品質なデータセンターを展開するTELEHOUSEの経験を活かし、東南アジアにおけるデータセンター事業の拡大を図っていきます。

■本データセンター概要

階数 3階建て
延床面積 9,000平方メートル
受電電圧 9.5メガ・ボルトアンペア
非常用発電機保持時間 48時間

■会社概要

会社名 TELEHOUSE (Thailand) Ltd.
主な事業内容 データセンター事業
設立年月日 2021年11月5日
代表取締役社長 宮下 健一
  • 注1)
    2022年1月時点。当社調べ
  • 注2)
    コンテンツ事業者と通信事業者などの相互接続ポイントデータセンターのこと。
  • 注3)
    出典: Frost & Sullivan「ASEAN and Taiwan Data Centre Services Market, Forecast to 2024」

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