タイ暗号資産「Bitkub」に虚偽報告疑惑。SECが刑事告発、17億バーツ相当の顧客資産流出。

闇深さしか感じない。

タイ証券取引委員会(SEC)は、暗号資産(仮想通貨)取引所「Bitkub Online Co., Ltd.」(Bitkub)と元取締役2人に対する刑事告発手続きを進めている。
2021年に発生した顧客資産の流出について、当局へ提出した報告書の内容が事実と異なっていた疑いがあるとしている。

SECは、収集した証拠を経済犯罪制圧課第3捜査班へ提出し、刑事手続きに向けた捜査を進めている。

◆約17億バーツ相当の暗号資産が流出

SECの調査によると、2021年5月、Bitkubから16種類の暗号資産、総額約17億バーツ相当が不正に流出した。

しかし、同社は2021年5月10日から10月30日までの間、SECへ提出する日次自己資本報告書(Form DA1)にこの損失を反映せず、あたかも資産が流出していないかのような残高を報告し続けていたという。

SECは、この行為が2018年デジタル資産事業緊急勅令第76条に定める「監督当局への虚偽報告」に該当する可能性があると判断している。

◆元取締役2人も責任追及

当時、Form DA1の提出責任者だった元取締役のサコンコン氏とタウィーサップ氏についても、会社と同様の責任を負う可能性があるとして、同勅令第94条および第76条に基づき刑事責任を問う方針だ。

さらに両氏は、顧客資産が全額保全され損失が発生していないように見せかけるため、法人文書に虚偽記載を行った疑いも持たれており、他者を欺く目的で法人文書に虚偽を記載した場合を定めた同勅令第88条第2項に抵触する可能性もあるとしている。

◆刑事告発の対象

SECは、以下の3者を刑事告発しており、今後、捜査当局が法令に基づき手続きを進めるとしている。

  • Bitkub Online Co., Ltd.
  • サコンコン・サカウィー氏(元取締役)
  • タウィーサップ・ラワン氏(元取締役)

ここ、怪しいから気を付けよう。

 
 

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