【タイ裁判所】ゴム弾の使用は法的にも合法。

ゴム弾の使用は法的にも認められていると主張しています。

タイの民事裁判所は、非常事態宣言の下で「緊急事態」を管理する必要があるとして、警察が反体制派の抗議者に対してゴム弾を使用することを禁じる、使用の差し止め命令の申請を却下しました。
ただし、警察官にはもっと注意を払って使用するように指示しました。

先月のデモの報道中に、ゴム弾に見舞われた2人のジャーナリストが、警察の行動が公会議法に違反していると訴え、申請書を提出しました。

裁判所は、緊急法令は現在、混雑した地域でのデモ、活動、集会、またはそうするように促すことを禁じているとの判決を下しました。
公会議法は現状には適用されないため、警察はその職務を遂行するため、ゴム弾の使用を含め、それを達成するための最も適切な手段を選択する権利を有していると言います。

裁判所はまた、マスメディアで働く人々を攻撃するという警察の特定の意図を示す証拠はないと述べました。

さらにマスメディアは抗議者に代わって申し立てを行う権利を持っていないという理由で、警察が抗議を取り締まるのを禁止するというジャーナリストらの裁判所への要求を拒否しました。

しかし裁判所は、警察はデモ中にメディアが職務を遂行できるよう、地域全体の管理を含む安全を提供することが警察の義務であるとも述べています。
そしてメディアが、職務遂行のための原則とガイドラインを遵守することを条件として、将来のデモで警察による身体的危害からメディアを保護する命令を出すことに同意しました。
その訴訟は、群衆制御兵器の使用によって被った損害について行政側に補償を要求することができます。

昨日のデモにあたっても、まだゴム弾が使用されていますので、ご注意ください。

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