連れ去り直前!スワンナプーム空港で二人の赤ちゃんを連れた不審な中国人を逮捕。

警察は、不審な2人組みの中国人が二人の男の子と一緒にタイを出国しようとしていたため、空港に留め置き、違法な代理出産の疑いを調査しているといいます。
この二人組の中国人から、偽の出生証明書を押収したと述べています。

この中国人は、スワンナプーム空港に生後6ヶ月の赤ちゃんと1歳の男の子と一緒にいました。
空港職員は立ち止まり、出生証明書を提出するように要求しました。
調査の結果、持参していた出生証明書は偽物であり、子供たちの両親は全くの別のタイ人であることが分かりました

今年の初め、タイのサイバー犯罪捜査局は、タイの女性が国外の児童バイヤーのために子供を出産するために国境を越えようとしていたところを逮捕することができました。
ソーシャルメディアの投稿で、タイの女性に海外のバイヤーのために子供を産むことを、一件50万バーツ~(約175万円)で約束したと言います。
女性たちは、胚移植のためにカンボジアに行こうとしていました。
しかし旅行の制限により、代理母は子供を海外に出産することができず、代わりにタイで出産しました。

昨年壊滅させた代理出産スキームでは、タイの女性が中国でバイヤーのために赤ちゃんを運んだという違法な商業代理出産に関与したとして、数人の医師が起訴されました。
タイの女性は、胚移植のためにラオスに行き、妊娠のためにタイに戻り、出産のために中国に出向きます。
警察は、この悪循環が中国国民によって組織的に作られ、資金提供されたのではないかと疑っていると述べます。
報告によると、2012年からこの児童売買スキームが開始され、それ以来100人以上の女性が代理人として採用されたと言います。

おそらく偽の出生証明書まで用意していたとなると、既に何度も同様の手口で児童を中国へと運び込んでいるとみて間違いないでしょう。
今回はタイ人の両親の子供だったということで、怪しまれたのかもしれません。
それを踏まえて、顔立ちの似ている日本人の子供が今後狙われるとも限りません。

本誌では何度か呼び掛けていますが、外出の際は、お子さんの手をしっかり握って離さないようにして下さい。
ここは外国です。

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