【タイ】単独で経営している薬局は危険!その人、本物の薬剤師ではないかもしれません。

タイでは、街の薬局で日本よりも強力な薬が、処方箋なしで簡単に手に入ります。
たとえばこんな薬も…。

バンコク都内にある14か所の薬局を強制捜査し、非常に高用量で違法薬物ケタミンの効果を模倣する可能性がある咳止めシロップを十代の若者に販売した容疑で、無免許薬剤師13人が逮捕されたとタイのマスコミが報じています。

消費者保護警察署と食品医薬品局は、7月24日から8月9日にかけて、対象となった14か所の薬局を強制捜査に入りました。

その結果、13人の偽薬剤師を検挙し合計156個の医薬品が押収されました。
彼らの中には、学士号を取得している者も何人かいたと言います。

摘発を受けた店舗では、有資格の薬剤師が週に一度だけ巡回して、あとは無資格の薬剤師を月給1万2000~1万8000バーツで雇い運営していたことが調査により判明しました。

警察によると、こうした薬局は通常、いわゆるワンオペ(店番一人)で運営されていたと話します。
そしてそのような店は、咳止めシロップを手に入れたがる十代の若者がたくさんいる地域の近くにあったと説明しています。

これらの薬局と偽薬剤師は、販売する医薬品を必要に応じて適切にリストアップしていないこと、薬剤師がいないときに危険な医薬品を販売したこと、未登録の偽薬を販売したことなどの罪に問われています。

食品医薬品局は現在、これらの薬局の免許を停止する方向で動いているとのこと。

免許がなくても何でもできてしまう国ですからね~。
適切な薬が必要な場合は、大きめの店員が複数人いるようなところが良いかもしれません。

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