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ひと月で70回以上! 未成年売春あっせんで、タイ南部のカラオケ店オーナー2名を逮捕。
- 2025/6/28
- 事件(タイローカル)

6月28日、タイ警察庁人身売買対策部の命令により、カラオケ店2軒を拠点に未成年を使った売春をあっせんしていた女2名が、ナコンシータマラート県カノム郡で逮捕されました。
逮捕されたのは以下の2名
・ワンウィサー(通称メー・プイ)37歳
・ルンナパー(通称メー・ジャー)49歳
※メーは、ママさんの意
彼女たちは以下の罪に問われています。
・人身売買に関する罪(売春によって不当な利益を得た)
・15歳以上18歳未満の未成年を淫らな目的であっせん・誘導した罪
・売春事業の経営・管理を行った罪
背景と摘発の経緯
市民からの通報により、「18歳未満の少女を使って売春をさせている」という情報が当局に寄せられ、関係機関と連携して潜入調査を実施。
児童福祉局とともに、おとり捜査によって2,400バーツの現金と少女の名簿が押収されました。
被害者の証言
・15歳の少女Aさんの場合
約1か月前から勤務し、すでに70回以上の売春を強要されたといいます。
1回あたりの料金は3,000バーツで、その半額を店主のメー・プイに徴収されていたと証言。
・17歳の少女Bさんの場合
わずか15日間で40回以上の売春を強制された。
1回あたりの料金は2,500バーツで、同様に半額をメー・ジャーに徴収されていた。
今後の対応
2名の容疑者はすでに容疑を認めており、警察は人身売買の被害者と認定された少女たちをノンタブリー県の保護施設「バン・クレットトラカーン」に保護・送致しました。