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バンコク、ラマ2世通りの高架工事で死亡した人数143名に! もはや事故ではなく事件です!
- 2025/3/15
- 事故・火災(タイローカル)

今朝方、速報でお伝えしました、ラマ2世通りの沿線で建設中の高架高速道路が崩落した事故の続報です。
この事故では、5人が死亡、24人が負傷しています。
崩落が起きたのは、タイ高速道路公社が進める「ラマ3-ダオカノン-西外環道路」プロジェクトの一部区間でした。
この道路は、ラマ2世高速道路にまたがる料金所の100メートル手前の場所で発生しました。
この5kmの高架道路は2022年に着工し、当初は2025年6月の開通を予定していました。
運輸省のスリヤ大臣は、犠牲者の家族へ哀悼の意を表し、施工業者および関連機関が補償を行うと述べています。
死亡したのは、タイ人2名とミャンマー人2名の作業員、そしてタイ人技師1名でした。
なお、崩落現場付近の車線は工事で閉鎖されていたため、一般車両への影響はありませんでした。
バンコク警察は、現在も事故原因の調査が進行中であり、責任者に対して法的措置を講じると発表しています。
また、事故原因の調査が完了するまで、施工業者は14日間の業務停止処分となっています。
呪われたラマ2世通り
ラマ2世通りは長年にわたり工事の遅延と頻発する事故で物議を醸しています。
2024年11月29日には、同通りの高架道路のコンクリート梁の接続作業中に崩落事故が発生し、タイ人2名とミャンマー人4名の作業員が死亡しています。
今回の事故を含め、2018年から2025年3月までにラマ2世通りでは2,242件の事故が発生し、143名が死亡、1,441名が負傷しています。
こんなの事故と呼べるレベルじゃないですね。
完全に事件です。