「NaRaYa」の挑戦！土産物品からライフスタイルブランドへ。バターベアともコラボ。

鮮やかなデザインのバッグで知られるタイの人気ブランドNaRaYaが、新たな方向へ進化しています。

これまでお土産としてのイメージが強かった「NaRaYa」は、単なるショッピングの枠を超え、現代のライフスタイルに寄り添うブランドへと生まれ変わろうとしています。

NaRaYaを率いるのは、ラトゥラス家の二代目、パシン・ラトゥラス氏（初代はワシリオス氏）。
彼の指揮のもと、ブランドの可能性を広げる取り組みが進められています。

ブランドの変革では、「ギフト専門のブランド」という従来のイメージを脱却し、日常使いできるライフスタイルブランドとしての位置づけを強めようとしています。

その一環として、寝具やカーテンなどのホームエッセンシャル（生活必需品）を新たに展開し、長年培ってきたテキスタイルのノウハウを活かし、製品の幅を広げています。

この変革を支えるのが、パシン氏とその家族です。
母親は製品デザインを担当し、父親は生産管理を担うことで、ブランドの本質を守りながら進化を続けています。

また市場調査の結果、特に中国からの旅行者は「単なる商品」ではなく「本物の体験」を求めていることをわかりました。

その需要に応えるべく、NaRaYaはオンライン市場の強化に注力し、インフルエンサーやクリエイターとのコラボレーションを展開しています。
さらに中国人旅行客に人気の「バターベア」との限定コレクションのように、オンラインで話題となる特別企画も打ち出しています。

変化を受け入れ、より幅広い層にアプローチすることで、NaRaYaは明るい未来に向けた新たな一歩を踏み出しています。

逆を言えば、これまでの経営方針だけでは乗り切れないと判断したとも言えます。
このような大きな事業転換は、吉とでますか、はたまた…。

「NaRaYa」の挑戦！ 土産物品からライフスタイルブランドへ。バターベアともコラボ。