「バンコクどりーみん」遅々として進まぬバンコクの電線地中化計画。それどころか新たな問題も…。
- 2025/3/6
- バンコクとその近郊

アメージングタイランドを代表するものは様々なれど、複雑に巻き付けられた「電線」もその一つと言えるでしょう。
かつてハリウッド俳優のラッセル・クロウ氏もこの電線の状態を見て、「バンコクドリーミン」と感想を述べていました。
この件が話題となったのは、2021年10月でした。
これを受け、バンコクの電線地中化計画が加速化されるかと思いきや、3年半たった今も遅々として進みません。
それどころかこんな問題も引き起こしています。
2025年3月、都はバンコクの各所で美化を目的として電気・通信ケーブルの地中化を進めていますが、工事が非常に断続的であるため、しばしば撤去したケーブルが数日間歩道に放置されるなど、歩行者に不便や危険をもたらしていると言います。
やりっぱなし、投げっぱなしは、タイでは当たり前ですが、上塗りの上塗りでは言葉もありません。
間違いなく行政に責任があります。