3000万バーツのジム機器購入問題で批判勃発。自治体長は「証拠を出せ、訴える!」。市場価格を調べると…。

私もタイで税金を納めています。

パトゥムターニー県クローンサーム地方自治体のウィーラサック首長が、3千万バーツを投じて屋外ジム機器を購入した件について説明しました。

この件は、SNSで告発があり、「15セットの屋外ジム機器に3千万バーツ」という投稿をしたことで世間の注目を集めました。
投稿によると、1セットに17台の器具が含まれ、1台あたり約10万バーツ(約45万円)になる計算です。
この機器は2024年10月に設置されています。

「不正はない」自治体長が全面否定

世間から多くの批判を受け、ウィーラサック氏は、以下のように説明しています。

・以前は鉄製のジム機器を使用していたが、すぐに錆びて故障した。住民から「もっと耐久性のあるものを」との要望が寄せられていた。
・その後、耐久性のあるステンレス製の機器を導入することを決定。
・地域住民の要望を受け、自治体が正式な手続きを経て入札を実施。
・価格設定は自治体が決めたわけではなく、タイ財務省の規定に従い、全国の市場価格を調査。

その後、電子入札(e-bidding)を実施し、最も低価格を提示した業者を選定したと説明しています。

「価格が高い」という批判に反論

ウィーラサック氏は、「3千万バーツが高すぎる」との指摘について、以下のように反論しました。

・価格の透明性

入札価格は事前に公表され、全国の企業が参加可能。
価格に疑問があるなら、入札時により安い価格を提示することもできた。

・ステンレス製の耐久性

通常の鉄製機器は1〜2年で劣化するが、ステンレス製は10年以上使用可能。
「この価格は相場であり、決して高すぎることはない」と強調。

・住民の満足度

設置後、住民からの利用が多く、機器を追加設置する要望が出るほど。
「すべての住民が満足しており、苦情はない」と述べています。

「法的措置を取る」名誉毀損で訴訟の可能性

また、ウィーラサック氏は「不正があった」との指摘について、名誉毀損で法的措置を取る可能性を示唆しました。
「もし私が不正をしていると言うなら、証拠を提示してほしい。
根拠のない批判は受け入れられない。
法廷で争うことになるかもしれない」と述べています。

まとめ

批判の原因:屋外ジム機器15セットに3千万バーツ(約1億3500万円)
自治体の主張:「不正はない。適正な価格であり、住民も満足」
今後の展開:自治体長が名誉毀損で訴訟の可能性を示唆

ドラマ「半沢直樹」で、クライマックスになると、悪党どもが必ず言う言葉があります。
それが「証拠をだせよ!」
市場価格など、調べればすぐにわかることなのではないですかね?

ということで市場価格調べました。
https://www.xn--22caob2g9bs7bv8c4izdf.com/product/tag/

正直、クローンサームのものより、ものも良いと思います。(グレードA)

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