本誌だけが発見した出店の裏事情! スシローTH「MBKセンター」店、堂々オープン!

2カ月間チョンブリー県で2店舗(セントラルチョンブリー、セントラルパタヤ)をオープンしたのち、またまたバンコクの皆さんの前に戻ってまいりました。

6月19日グランドオープンを迎えたのはスシロー(タイ)「MBKセンター」店

実に25店舗目を数えるまでになりました。

MBKセンターと言えば旅行者にも人気で、お土産品を買ったり、ゲーム機やガジェットを品定めしたり、アニメイトやめいどりーみんなど日本のヲタク文化を楽しんだりと、館内を散策するだけでも一日たっぷり楽しむことができる、タイに行ったことがある人なら一度は訪れるタイを代表的するショッピングモールです。

4階には、携帯電話などのガジェット製品が盛りだくさん!あることでも有名なモールですね。

 

そのMBKセンターの3階に、今回日本の回転寿司ナンバー1のスシローがオープンしました。

現地に行って初めて判明した、そして本誌だからこそ気づけたMBKでのスシロー出店の裏設定。
今回は単なるスシロー店舗紹介だけでなく、その点についてもお話ししていきましょう。

最寄り駅は、BTSナショナルスタジアム駅

スシロー「MBKセンター」店へ行くには、BTSスカイトレインをご利用になるのが分かりやすいでしょう。
車はあまりお薦めしません。
この辺りは渋滞がひどいのと、「MBKセンター」の駐車場は古い造りのため、スムースに駐車することが困難です。
土日などは、駐車場に駐車するだけで(出庫の時も)30分以上かかるなど、あなたの大切な時間をロスしてしまう可能性があります。

タクシーならまだよいかと思いますが、ほぼ駅直結ですのでBTSがお薦めです。

駅のホームからまっすぐ「MBKセンター」を目指せば、先ず迷うことはないでしょう。

スカイウォークで、ゆったりと安全な歩道を通っていくことができます。
(タイの一般道路には、きちんとした歩道がない場合があります)

そして見えてくるのが、「MBKセンター」最初の入り口。
大きくタイのドン・キホーテ「ドンドンドンキ」の看板が見えてきますね。
もちろん、スシローの看板も新たに加えられていました。

ただこちらの入り口はMBKセンターの2階に繋がるルートなので、スシローにたどり着くにはぐるっと回りこんでいかなければなりません。

MBKセンター2階へつながる入り口。

奥へ入ってから、3階へ向かいます。

エスカレーターで3階に上がったら、右手奥に「スシロー」はあります。

 

時を巻き戻しましょう!

スシローへは、3階直結の入り口から

スシローMBKセンター店に向かうには、3階へ直接つながるエントランスから入るのが、スマートです!

写真左のレインボーに輝く通路のような入り口が、それです。

BTSの駅からここまで屋根もありますので、雨が降っていてもほぼ濡れずMBK内に入館することができます。

左手エスカレーターで3階へ直結。右手奥に見えるのが2階へのエントランス。

MBKに入る時って、何回来てもワクワクしますね。

 

アジアのワンダーランドに一歩足を踏み出せば、やがて2つの選択肢が現れるだろう。
左を選択せよ!
さすればおのずと、そなたを海のエルドラドへ導くことだろう。はっはっはっはっは。(←だれ?)

はい、こっちのルートなら楽勝ですね。

6月19日のほぼオープン時間に行きましたが、すでに85分待ち。
相変わらず、バンコクでのスシロー人気に陰りは見えません。

 

正直、この日は取材が立て込んでいたため、入店は諦めました。

しかし、その出店場所に違和感を覚えた私は、ある事を思い出したのです。

スシロー「MBKセンター」店の出店場所には、裏設定が…。

MBKセンターの3階は、宝石や貴金属店が多く出店しているフロアーで、決して飲食店フロアーではありません。
何故、このような3階フロアーにスシローが出店したのだろうと、当初不思議に思っていました。

そして実際にこの場所に到着した際、何かデジャブのようなものを感じたのです。

そうでした!
この場所は、以前タイのドン・キホーテ「ドンドンドンキ」がプロデュースするお寿司屋さん「鮮選寿司」があった場所と全く同じだったのです!

当時しっかりと、取材させて頂いておりました。

コンセプトは思い出作り!「鮮選寿司 MBK Center 本店」グランドオープン。サーモン2貫無料進呈中!

取材後も「鮮選寿司」には2度ほど個人的に伺わせて頂いていたのですが、撤退されてしまっていることに気づきませんでした。

その場所にまんま、「スシロー」が入ってきたわけです。

同じお寿司屋さんとは言えコンセプトが異なるので、居ぬきで安く入れるから来たというわけではなさそうです。
(スシローは回転寿司としての、自社デザインフォーマットがあります。前のお店の面影はありませn)

これでスシローがこれまで通りしっかりとした結果を出してしまったら…。
「鮮選寿司」は完全敗北を認めざるを得ない、という結論になってしまいます。

タイのスシローが、なぜここまで出店舗数を伸ばし続け、タイの人々に受け入れられてきたのか。
決して派手な宣伝をしているわけではありません。

その理由はまた別の機会にわかりやすくご説明したいと思っていますが、一番の理由をあげるとすれば、やはりこの価格とクォリティはタイの他の店舗ではマネできないということに尽きると思います。

「ああ言えばこう言う」人々は、このようなことを述べているかもしれません。
「スシロー? ただの回転寿司でしょ。」
「日本のスシローより高いよ」
「タイに来てまで、わざわざ回転寿司?」

そりゃあご予算のある方は、高級店でお金を出してよいものを食べて下さい。
ただタイの場合は、高級店であっても「なんちゃって」が存在しますので、当たり外れがまだまだ存在します。
高級店でお寿司を食べてもタイ人経営のところなんかは、解凍の仕方一つ間違っただけで、ネタそのものが良くても全然美味しくなかったりするのです。

回転寿司を何か下にみるような風潮もありますが、スシローのコンセプトはそもそも「美味しいお寿司をおなかいっぱい食べてもらう」ことにあります。
世間では、一回の食事に予算がかけられない人が方が圧倒的です。

ではタイで、スシローのクォリティでスシロー価格でお寿司を出せるところはありますか?ということなんです。
結論から言うと、「ありません」。

スシローのネタのクォリティでお寿司を出すにはもっと高い価格で設定するしかなく、安く出すにはクォリティを下げるしかないのです。

スシロー「MBKセンター」店は、まだまだ走り始めたばかりですが、グランドオープン後、初の土日である6月22日に行ってきましたが、180分待ちを提示されてしまいました。

「鮮選寿司」と全く同じ場所に出店した、スシロー「MBKセンター」店も、おそらく成功を収めていくことでしょう。
それは、日本のお寿司屋さんだから成功したのではなく、スシローだからこそ成し得る偉業なのかもしれません。

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