ノマドワーカーに警告! SNSなどのオンライン活動は外国人の無許可労働にあたり、罰せられるかもしれません。は?

度重なるこういうケースが、タイの品位をより、貶めているとは感じられないのでしょうか。

タイ警察は、タイが危険な場所であると描写する動画を作成した中国人TikTokerに処分を下しました。
そのような動画が、タイを訪れる中国人観光客に悪影響を与えるとタイ政府が結論付けたことを受けてのことだと説明します。

警察は、虚偽の情報を広めることは、不正確な描写を行った者に対する反発や規制につながる可能性があると警告しています。

12月8日、入国管理警察はバンコクの風俗街「ナナ」に関する動画を作成した中国人女性を事情聴取しました。
タイプリビレッヂカード(旧タイランドエリート)を持ってタイに入国したワンさんは、動画を制作したことは認めたが、タイに損害を加える意図はないと主張し、女性が注意すべき特定の分野について外国人の意識を高める目的を強調しました。

この日、高級賃貸物件に住んでいるワンさんは、バンコクのソイナナは女性にとって安全ではないと述べた彼女のTikTok動画に関する質問に答えるために入国管理官に呼び出されました。

※詳しくは過去記事をご覧ください

中国のネットアイドルが「ナナ周辺は女性が歩くのは危険」と宣ったら、タイ警察が「逮捕するぞ」と脅迫。でも罪状は検討中だってさ。

 

法執行機関は女性に対し、タイでのオンライン販売活動やライブストリーミングが外国人の無許可労働を規制する法に違反していると通告しました。
彼女は否認しているが、警察はブラックリストに載せる可能性を含め、法的措置を進めるための証拠を集めています。

「この通りを歩いている人の99パーセントは善良な人々ではありません」と王さんは動画内で主張します。

タイ当局は、外国人のコンテンツ作成者に対し、タイの観光イメージに影響を与える否定的で虚偽のコンテンツを作成しないよう警告しています。
彼らは、ソーシャルメディア上での「いいね!」を獲得するためのコンテンツの作成や誤った情報に関連する犯罪に対して法的措置を講じる意向を強調しています。

これはかなり問題ではないでしょうか。
タイで外国人による、オンラインのPR活動やライブストリーミングは、はたまたコンテンツ制作は「無許可労働」にあたるとして、当該の中国人TikTokerが糾弾されています。

現在、タイプリビレッヂカード(旧タイランドエリート)を利用して、多くのノマドワーカーらがタイに移住して来ていますが、それらの人々の生産活動をも脅かす内容です。
確かにタイプリビレッヂカードは、労働許可を与えているものではないので、タイでの労働は別途ワークパーミットを取得する必要がありますが、ネットを利用した活動(タイ国内向けでではない)はそれにあたらないと説明を受けています。

まあ今回の一件は、明らかにこの中国人TikTokerの口封じが目的か思われるので、本当に罰せられるかも怪しいのですが、このような、法を拡大解釈し脅迫を持って抑え込むやり方は、返ってタイ国の品位を損ね、ますます「タイ離れ」を加速させるものにならないか心配でなりません。

また、歓楽街やその他の場所での危険喚起は、大使館でも度々行っておりますが、これは「虚偽の情報流布」にあたるのでしょうか?
ぼくちん、わかりましぇん。教えて、偉い人!

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