タイ最南部のドン島で衰弱したロヒンギャ難民59名を保護。人身売買組織に投棄されたか?!

マレーシアとの国境に近い、タイの最南端のサトゥーン県にあるタルタオ国立公園の当局者は、ドン島で見つかった59人のロヒンギャ難民を発見し食料と水を配りました。

国立公園の代表者は6月4日、島にロヒンギャ難民がいることを知らされ、非常に衰弱しているように見えるとの報告により、すぐさま食べ物や飲料水を送るように命じたと語りました。

そして6月5日、59人の移民は、公園当局者と海軍の助けを借りて、ドン島から本土にあるサトゥーンの国境警備隊の兵舎の敷地内にある一時避難所に移されました。

警察によりますと、このグループらはバングラデシュに寄港するためにボートでミャンマーを離れたと言います。

彼らはどのようにしてタイに到着したのか分からないと述べており、5月24日にサトゥーンに到着した199人のロヒンギャのより大きなグループから彼らが分けられたのではないかと考えていると主張しています。

タイ南部に船で到着したロヒンギャのほとんどは、人身売買ブローカーにより、マレーシアで仕事を見つけることを目的としていました。

彼らにとって高額な渡航費用だけ奪われ、途中で捨てられてしまったのかもしれません。
アジアでは、人の命の重さとはなんなのか全く分からなくなってしまうような事件が多々発生しています。

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