【衝撃スクープ】スクンビットの建設現場から資材が落下する瞬間を目撃! 隣は日系有名幼稚園。

タイにはニュースにならない危険がいっぱい。

タイでは、日本では考えなくても「こうだろう」という常識が全く通用しません。
これまでも本誌ではそういった部分について、鋭くご注意申し上げてきました。

食品衛生、誇大広告、安全神話などなどがそれにあたります。

タイでは、特にこのような常識は通用しません。
①デパートに入っているお店なら清潔で安心安全だろう。→そんな保証はありません。
②日系で出ている広告ならウソはないだろう。→そんな保証はありません。誇大広告を出しても日本のように厳しく罰せられません。むしろ広告は大げさだと言っても過言ではありません。
③マンホールの上を歩いても、普通に歩けるだろう。→マンホールの底は抜けることがあります。タイ人はなるべく避けて歩きます。
④工事現場では、安全対策がなされているだろう。

本日は、この④について、目が覚めるような事故を目の当たりにしました。

スクンビットソイ38BTSトンロー駅を降りて南側に伸びる道ですが、この奥で建設中の7,8階建てと思われる物件の現場でその事故は発生しました。

住宅街の比較的静かな道通りで突如、「ガタガタガター!」と大きな物音がしたと思いきや、次から次へと建築資材が落ちてきました。

粗末なゴンドラで、かなり大きな建築資材を上部へ運ぼうとしていたところ、支えていたチェーンがバランスを崩し積載していた資材が全て落下してしまったようです。

これは明らかに不注意による人為的ミスでしょう。

建築資材が落ちてくると、広範囲で粉塵が舞い、隣の幼稚園にも達していました。

そう、隣は有名な日系の幼稚園があるのです!
時間的にもちょうど、園児たちが登校してくるような時間帯にこの事故は発生しました。

幼稚園バスを利用しない近くに住む方々は、徒歩や自家用車、物件付きのシャトルサービスなどで毎朝登校してきます。
もちろん、この建設現場が隣にある以上、その前を通らざるを得ない人もいるでしょう。

結果的に、建設現場の作業員も落下地点にいなかったため、けが人はありませんでしたが、あわや大惨事もあり得た事故だといえるでしょう。

これは、大げさではありません。
私の人生で経験のないくらい、ずっしりとしたものが落ちる大きな物音がしていました。

これは何事もなかったので、タイのニュースにも掲載されることはないでしょう。

タイには、ニュースにもならない危険が身近にたくさん起こっています。
注意を払って悪いことはありません。
特にお子様連れの方は、日本の管理された社会常識を一旦忘れて頂き、常に危険予測をしながら、事故や事件に合わないタイ生活を送って頂きたいと思う次第です。

 

※後日談ですが、今回の事故を隣の幼稚園側でもキャッチし、バンコク当局と建設会社に連絡をいれ、今後園児の登下校の際にクレーン作業を行わない旨の取り決めがなされたようです。
結果オーライではありますが、事故が起こったていたらどうなったことか…。

 

 

 

 

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