タイcovid対策センター。デパートなどのショッピングエリアへの感染拡大を懸念

タイ政府は、現在首都圏を中心発生しているクラスターが、市場や建設現場などのコミュ二ティや工場などから、デパートなどのショッピングエリアに拡大していくことに警戒感を示しています。

新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)の広報担当者アピサマイ氏は、毎日数千人が訪れるショッピングセンターの近くで発生した52件の新型コロナウイルスクラスターについて懸念が高まっていると述べます。

そのような例の1つは、ラチャテーウィー地区のペチャブリーソイ18にあるサパーン・フアチャンコミュニティでのクラスターです。
5月29日に近くのサイアムスクエアのショッピングエリアで行われた大規模な検査では、734人中54人に感染が確認され、7.35%という比較的高い感染率の結果が出ました。
サパーン・フアチャンには、主に移民労働者が使用するレンタルルームとして改装された商業ビルが多く存在します。

その結果、バンコク都はラチャプラソンとプラトゥーナム地域のショッピングセンターで特別監視措置を実施していますと語っています。

バーンカピ地区も懸念される地域だと彼女は続けます。
人の出入りが多く懸念されるエリアとしては、ケーハクロンチャン・コミュニティ、ザ モールバーンカピ・ショッピング センター、マクロストア、ナコーン・タイ生鮮市場、バーンカピマーケットが含まれます。

CCSAは以前、ラートプラオ地域のショッピングエリアに関連するクラスターについて、どのクラスターかを特定せずに一般に通知したことで、批判に直面していました。
後に具体名を明確化しましたが、世間の懸念は依然として残っています。

ラチャテーウィーとバーンカピは、新型コロナウイルス感染拡大が懸念され、最大の監視下にあるバンコクの24地区の1つです。

ウイルス感染が見られる場所を特定し、外部へ感染を拡大させないことをコツコツ積み重ねていくしか、現在のところ対策はないので、人の出入りの多い大型商業施設などはしばらく訪れるのを控えて頂いた方がよろしいかもしれません。

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