タイ警察、交通警察官の「覆面」着用を禁止! 軽微な交通違反は罰金より警告を優先。

タイ警察庁は10月25日、全国の交通警察官に対し、勤務中に目出し帽やフェイスカバーなど、顔を隠す装備の着用を禁止するよう通達した。
また、交通違反の取り締まりについては、軽微な違反の場合、罰金よりも警告を優先する方針を徹底させるという。

ニティトーン警察中将警察庁長官補佐は、首都圏警察本部や地方警察第1~9管区などに指示文書を送付。
交通警察官が市民に対して身元を明確に示し、取り締まりの透明性を高めるよう求めた。

新たな指示では、勤務中の目出し帽や顔・首を覆う布製カバーなどの着用を禁止している。
ただし、粉じんや日差しを防ぐためのマスクやサングラスは認められるものの、交通違反者を呼び止めたり、違反切符を発行したりする際には、一時的に外して顔を見せる必要があるとしている。

なお、高速走行時の安全確保が必要な王室関連プロジェクトの交通警察官や、車列を先導する警察官については例外とする。

一方、交通違反の取り締まりでは「まず警告、次に罰金」を原則とし、特に初めての軽微な違反については、口頭での注意や交通ルールの説明を優先する。

違反切符を発行する際には、交通違反管理システム「PTM」で過去の警告履歴を確認し、再違反などの場合には違反内容に応じた段階的な罰金制度を適用する。

ただし、逆走、信号無視、飲酒運転、公道での違法レースなど、重大事故につながる危険な違反については、警告優先の対象外となる。

また、交通警察官が取り締まり現場で罰金の支払いを強要したり、金銭や利益を不当に要求したりする行為も厳しく禁止。
違反者には、正式な支払い方法や期限を明確に説明するよう義務付けた。

タイ警察庁は、全国の交通警察官に対する指導・監督を強化し、交通取り締まりの透明性向上と市民からの信頼確保を目指すとしている。

 

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