タイ・ラヨーン県で電子廃棄物2,500トン以上発見! 違法輸入・無許可工場の疑いで大規模捜索

タイ東部ラヨーン県で2026年10月16日、環境汚染対策の特別捜査チームが倉庫施設を捜索し、少なくとも2,500トンの電子廃棄物(E-waste)や金属スクラップを押収した。
当局は、廃棄物の違法輸入や無許可での工場操業、有害物質の不法所持などの疑いで捜査を進めている。

捜索が行われたのは、ラヨーン県ニコムパッタナー郡にある企業の倉庫施設。
スチャート・チョムクリン天然資源・環境相の指示を受け、環境汚染管理局(PCD)と県当局などが合同で計10棟の建物を調査した。

現場からは、電子廃棄物を粉砕・選別する機械や、金属を抽出・溶解する設備、大量の廃電線、銅、アルミニウムなどが発見された。
当局は廃棄物や機械設備を押収するとともに、廃棄物14点、土壌・堆積物1点、水1点のサンプルを採取し、環境汚染の有無を調べている。

今回の捜査は、違法に輸入された電子廃棄物が保管されているとの情報がSNS上で広がったことがきっかけとなった。

10月12日に実施された先行調査では、施設内の倉庫15棟のうち9棟が工場の操業許可を取得していないことが判明。
5棟には、少なくとも3,000立方メートルに及ぶ廃棄物が保管されていた。

さらに、廃棄物の簡易分析では、一部の物質がタイの法律で規制される「第3種有害物質」に該当する可能性が浮上した。
10月14日には、県工業事務所が工場法に基づき、これらの廃棄物や関連物品を押収している。

当局は、無許可での工場設置・操業や有害物質の不法所持について、警察への告発手続きを進めている。

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