バンコク・戦勝記念塔に新商業施設「ONN ANU」誕生! 約5億バーツの投資、深夜2時まで営業
- 2026/10/18
- バンコクとその近郊

バンコクの戦勝記念塔周辺に、新たな商業施設「ONN ANU」が誕生した。
開発を手がけたのは、近隣のショッピングセンター「センターワン(Center One)」を運営するピープル・プラザ社で、総投資額は約4億8,000万バーツに上る。
ONN ANUは2026年9月30日に一部店舗が先行オープン。
敷地面積は約480平方メートル以上、延べ利用可能面積は約3,000平方メートルで、現在までに店舗区画の90%以上が契約済みとなり、70~80%の店舗が営業を開始している。
年間売上高は、5,000万~6,000万バーツを見込んでいる。

最大の特徴は、午前7時から翌午前2時までの19時間営業だ。
1日20万人以上が行き交う戦勝記念塔エリアの立地を生かし、通勤客や周辺住民だけでなく、病院の医療従事者や夜勤で働く人々の需要も取り込むのが狙いだ。
店舗の約60%は、持ち帰りや短時間の利用に適した「Grab & Go」型の飲食店で構成。
チャトラムー、カフェ・アマゾン、SOL Coffeeなどのカフェに加え、ワトソンズ、MOSHI MOSHIなども出店している。
夜間には、タイスキ食べ放題の「Lucky Suki」や焼肉チェーン「Bar B Q Plaza」が午前2時まで営業。
運営会社によると、深夜帯も継続的に来店客があり、好調な滑り出しを見せているという。

今後は、仕事や勉強に利用できるコワーキングスペースを2026年末から2027年初めにかけて順次整備するほか、戦勝記念塔周辺を一望できる屋上展望スペースを2027年1月末ごろに開設する計画だ。
周辺病院の医療従事者向けに、フードデリバリーの拠点として活用することも検討している。
今回の開発の背景には、戦勝記念塔周辺の都市構造の変化がある。かつてはバスや乗り合いバンの乗り換え拠点として発展したが、近年は病院の拡張やホテル、コンドミニアムの増加により、医療・居住エリアとしての重要性が高まっている。
さらにピープル・プラザ社は、既存の「センターワン」についても1億バーツ以上を投じ、2027年半ばから約10年ぶりとなる大規模改装を実施する方針だ。
営業を続けながら店舗配置や内装を段階的に刷新し、約1年かけて改装を進める予定となっている。
戦勝記念塔周辺では、バンコク都によるスカイウォークや歩行者通路の整備も進んでおり、ONN ANUはすでにスカイウォークと直接接続している。
運営会社は、新施設の開業とセンターワンの改装を通じ、戦勝記念塔エリアの商業活動を活性化させ、特に夜間の飲食・サービス需要を取り込んでいきたいとしている。







































