タイの伝説的ホラーが映画化! マーイ・ダウィカー主演『Inherit』、世界の映画祭へ。

タイで長年親しまれてきた人気ホラー小説『Thayat Asun(ทายาทอสูร)』が、映画『Inherit(Khun Yai Woranat)』として新たに映画化された。
主演はタイの人気女優マーイ・ダウィカー。
2026年11月19日のタイ国内公開に先駆け、カナダのトロント国際映画祭で世界初上映された。

GDHとTOFU FILMSが製作した本作は、第51回トロント国際映画祭の「Centrepiece」部門に選出。
ワールドプレミアには、監督・プロデューサーのバンジョン・ピサンタナクーンと主演のマーイ・ダウィカーが出席し、レッドカーペットを華やかに彩った。

原作は、タイの作家トリー・アピルムが1991年に発表したホラー小説『Thayat Asun』。
これまで何度もテレビドラマ化され、主人公のウォラナートはタイで世代を超えて知られるホラーキャラクターとなっている。

物語の中心となるのは、実際には80代でありながら、見た目40代ほどの若さを保つ謎めいた女性ウォラナート。
その若さの秘密には、一族に代々受け継がれてきた巨大なムカデの悪霊が関係している。

映画では、長年姿を消していた親族が戻ってきたことをきっかけに、一族に隠された恐ろしい秘密が明らかになっていく。
単なる財産の相続ではなく、世代を超えて受け継がれる邪悪な力と、家族の中に潜む恐怖が描かれる。

出演者には、マーイ・ダウィカーのほか、バイポー・ティティヤー、ノック・シンジャイ、ジュイ・ワラッタヤーらが名を連ねる。

見どころの一つは、ムカデを体内から追い出す儀式「ピティー・カーイ・タカープ(พิธีคายตะขาบ)」を再現した場面。
原作の特徴であるムカデの悪霊や一族の呪われた宿命を、現代の映像技術と演出によって表現している。

本作はトロント国際映画祭に続き、英国のBFIロンドン映画祭、スペインのシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭、韓国の釜山国際映画祭でも上映が予定されている。

タイ国内で30年以上にわたり親しまれてきたホラー作品が、映画という新たな形で世界へ進出することになる。

映画『Inherit(Khun Yai Woranat)』は、2026年11月19日よりタイ全国の映画館で公開予定。

 

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