バンコクで「ピンクカード」の不正取得調査開始。疑惑の手続きが3,228件にも。区役所職員の関与も。

バンコク都は、外国人が実際には居住していない住所へ転入したように装い、外国人向け身分証明書「ピンクカード」を不正取得している疑いについて、全50区で一斉調査を開始した。
各区に対し、9月1日までに調査結果を提出するよう指示している。

調査は、ディンデン公営住宅の住民登録にタイ国籍を持たない外国人を不正に転入させ、初回のピンクカードを取得させていたとされる組織が摘発されたことを受けたものだった。
バンコク都は8月19日に緊急会議を開き、行政・住民登録部門に対応の強化を求めた。

重点的に調べるのは、個人番号が「7」で始まるピンクカード保有者の転入記録。
一部地域では、一つの住宅に異常な数の外国人が登録されており、ディンデーン区では1軒に16人を超える人物が転入したケースも確認されている。

2017~2026年にディンデーン区で行われた非タイ国籍者向け身分証の発行手続きを調べたところ、疑わしい事例に関連するものが3,228件に上った。
当局は対象者が登録先に実際に居住していたかや、世帯主、仲介人、区役所職員の関与を詳しく調べる。

各区は現地で住居を確認し、住民登録上の世帯主にも出頭を求めて事情を聴く。
不自然な転入件数については、調査期限を待たず、毎日バンコク都へ報告するよう指示されたという。
対象は外国人に限らず、タイ国籍者を含む不自然な大量登録も含まれる。

実際には居住していない人物を同じ住宅に多数登録していたことが判明した場合、1991年住民登録法違反として、関連する登録を取り消すか抹消する。
関係者は刑事告発され、不正手続きに関与した公務員も懲戒処分の対象となる。

バンコク都は、専門研修を受けた住民登録職員も調査に参加させ、コンピューターシステム上の業務記録を毎日確認する。
異常な手続きが見つかった場合は、直ちに事実関係を調べるとしている。

全50区から提出された調査結果は内務省と共有し、ピンクカード発行をめぐる不正ネットワークの全容解明と、再発防止策の強化につなげる方針だ。

もうしこたま設けただろうから、軽い罰則で大儲けできたんだろうな。

不正が不正を呼ぶ! バンコクで外国人向け「ピンクカード」不正発行。政府職員ら7人逮捕。

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