チェンマイで電動トラム計画。渋滞緩和と大気汚染対策として期待。実は問題も山積…。

タイ北部チェンマイで、新たな都市交通インフラとして電動トラム「レッドライン」の導入計画が進められている。
交通渋滞の緩和や大気汚染の削減、さらにはスマートシティ構想の実現を目的としており、2032年の開業が見込まれている。

タイ大量高速交通公社(MRTA)は、メーヒア・サマッキー交差点からロイヤルパーク・ラチャプルックまでの約5キロ区間を対象とした調査結果を公表した。
道路上にレールを敷設し電動トラムを運行する方式を採用する計画で、国道108号線および地方道3028号線に沿って整備される。

 

路線には5つの駅が設置される予定で、地域住民に加え観光客の利用も見込む。
パークアンドライド施設を併設する駅も含まれ、自家用車から公共交通への転換を促す狙いがある。

当局は、このプロジェクトにより自動車利用の削減を進めることで、燃料消費による大気汚染の軽減と、持続可能な都市開発の実現につながると期待している。

事業は官民連携(PPP)方式で進められ、2027年に民間事業者の選定を開始、2028年から2031年にかけて建設を行う計画だ。

完成後は、チェンマイの交通網の近代化が進むとともに、より安全で利便性の高い移動手段として、市民や観光客の新たな足となることが期待されている。

のですが!
実は、この電動トラム、無視できないデメリットがたくさんあります。
その一部をご紹介します。

・車線の減少: トラム専用レーンを設けることで、一般車の車線が減り、返って周辺道路で渋滞が発生しやすくなります。
・右折・転回の制限: レールがあることで、車が自由に右折できなくなる所が増え、走行ルートが制限され渋滞が発生します。
・事故のリスク: 車や歩行者がレールに侵入して接触する事故のリスクがあり、一度事故が起きると路線全体がストップしてしまい渋滞が発生します。

その他にも金属製の車輪とレールが激しくこすれ合い鉄粉が飛散するなど、実は環境にもやさしくない一面があります。
こういったことはすでに周知の事実ですが、それでも計画を推し進めるのは誰かが得するからでしょうね。

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