タイの火災の半分以上が北部チャンマイなどに集中。違法な野焼きが原因。

地理情報学および宇宙技術開発庁によると、2月15日にタイで記録された1,005件の火災の半分以上が北部エリアで発生し、危険なレベルの汚染を引き起こしています。
火災件数が最も多かった3つのエリアは、チェンマイ (205 件)、ターク (156 件)、メーホンソン (146 件) でした。

タイでの火災総数のうち、501件が保護林、361件が保存林、55件が農地改革事務所の管轄区域、45件が農場、42件が地域社会、そして1件が幹線道路沿いでした。

国の北部では、田植え前に野焼きをする伝統的な農法が原因となっており、火災の数が最も多かったと報告されています。

汚染監視アプリ「Check-Foon」のデータによると、メーホンソン、チェンマイ、チェンライ、ターク、ランプーン、ナーン、ランパーン、プレーを含む北部の県のPM2.5レベルが、今朝遅くに有害なレベルに達したことが示されていました。

ミャンマーは、この地域で最も火災数が多い国 (3,168 件) にランクされ、タイ、ラオス (542 件)、カンボジア (200 件)、ベトナム (61 件) が続いています。

野焼きは法律でも禁止されており罰金の対象にもなっていますが、相変わらず取り締まりをしないので、やりたい放題です。
とにかく野焼きを止めさせないと、タイを支えてくれている源である自然が、もうもちませんよ。

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