タイ人女性をシンガポールの売春に勧誘! 国際組織関与の5人を摘発、資金洗浄の疑いも。

タイ中央捜査局(CIB)は、タイ人女性をネット上で勧誘し、シンガポールで売春に従事させていた国際的な売春ネットワークを摘発し、シンガポール人男性2人とタイ人3人の計5人に対する刑事手続きを進めていると発表した。

今回の捜査は、シンガポール警察からの情報提供をきっかけに開始された。
タイ警察は、オンライン売春ネットワーク「Lover’s Fortress」の活動を調査し、売春による収益とみられる銀行口座間の資金移動を追跡。
ラヨーン県とピッサヌローク県で捜査を実施した。

捜査対象となったのは、46歳と42歳のシンガポール人男性、37歳と33歳のタイ人女性、35歳のタイ人男性の計5人。
このうち4人には刑事裁判所の逮捕状が発付され、35歳のタイ人男性には出頭を求めて容疑を告知した。

警察によると、46歳のシンガポール人男性は、2019年からタイ人女性をシンガポールでの売春に勧誘していたことを認め、42歳のシンガポール人男性を事業上のパートナーと説明した。
顧客との連絡にはTelegram、LINE、WhatsAppなどを使用していたという。

また、37歳のタイ人女性はオンライン上での顧客募集や関係業者、宿泊施設との調整を担当。
35歳のタイ人男性は顧客対応や女性の写真編集を行っていたと供述した。
一方、33歳のタイ人女性は銀行口座を貸したことを認めたものの、使用目的は知らなかったと主張している。

警察は今回の捜査で、携帯電話15台、パソコン3台、銀行通帳16冊、ATMカード10枚、現金10万バーツ、宝飾品など、総額35万バーツ以上に相当する証拠品を押収した。

容疑者らには、売春の勧誘・あっせん、売春広告、資金洗浄、国際犯罪組織への参加など、複数の容疑がかけられている。

警察は、タイとシンガポールを結ぶ売春ネットワークの実態や資金の流れについて、引き続き捜査を進める方針だ。

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