食べたらキケン! タイ当局が注意喚起、肝吸虫感染リスクで特に注意すべきタイ料理10選。

タイ疾病管理局は、生または加熱が不十分な淡水魚料理を食べると肝吸虫(かんきゅうちゅう)に感染し、将来的に胆管がんを発症するリスクが高まるとして、注意を呼び掛けている。

特に、タイ東北部(イサーン)や北部で食べられている、生の淡水魚や十分に火を通していない魚を使った伝統料理を日常的に食べる人に警戒を促している。

◆肝吸虫は生の淡水魚から感染

DDCによると、肝吸虫は寄生虫の幼虫が付着した淡水魚を生、または加熱不足のまま食べることで感染する。
体内に侵入した寄生虫は胆管内に長期間寄生し、慢性的な炎症を引き起こすことで、胆管がん(胆管癌)の発症リスクを高めるという。

◆特に注意が必要な10種類の料理

DDCは、以下の料理について、十分に加熱されていない場合は感染リスクがあると説明している。

  • コイプラー(生魚の和え物)
  • 生魚のラープ
  • 生魚のヤム
  • プラーチョム
  • マムプラー
  • 加熱不足のモックプラー
  • 火の通りが不十分な焼き魚料理
  • プラーソム
  • 生のプラーラー
  • 生のプラーラーを使用したソムタム

一方で、これらの料理自体が危険というわけではなく、魚や発酵魚を十分に加熱すれば感染リスクは大幅に低減できるとしている。

◆レモンや発酵では寄生虫は死なない

当局は、「レモン汁をかける」「塩漬けにする」「魚醤や発酵調味料に漬け込む」といった方法では、肝吸虫の幼虫を確実に死滅させることはできないと指摘している。
感染予防には、淡水魚を中心部まで十分に加熱することが最も有効だとしている。

初期症状は少なく、気付きにくい

肝吸虫に感染しても初期には自覚症状がないケースが多い。

腹部の不快感や食欲不振、右脇腹の痛みなどが現れることもあるが、便検査で初めて感染が判明するケースも少なくない。

DDCは、生の淡水魚を食べる習慣がある人は、病院や医療機関で検査を受けるよう推奨。また、感染が疑われても自己判断で駆虫薬を服用せず、医師の診断を受けるよう呼び掛けている。

 

 
 

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