スクンビット39に佇む「SAC Gallery」、若手アーティスト育成に注力するアートギャラリーへ!

バンコク・スクンビット39にある現代アートギャラリー「SAC Gallery」が、若手アーティストの育成拠点としての役割をさらに強化し、年内をめどに新たな芸術プラットフォームへ移行する計画を明らかにした。

設立から13年を迎えた同ギャラリーを運営するジョンスワット・アンカスワンシリー氏は、タイには優れた才能を持つ若手芸術家が多い一方で、作品を発表する機会が不足していると指摘する。
SAC Galleryでは知名度にとらわれず、有望なアーティストへ展示機会や活動支援を提供し、これまで数多くの新人作家のキャリア形成を後押ししてきたという。

ちなみに同氏は、不動産事業と芸術文化支援で知られる著名なアートコレクター、スパチョーク・アンカスワンシリー氏の息子としても有名だ。

また、同氏は芸術と不動産事業の融合にも取り組み、住宅やホテルなどにアートを取り入れることで空間の価値向上を図る一方、アーティストには制作や発表の場を提供している。

近年はAI(人工知能)の活用が芸術分野にも広がる中、「AIは創作を支援するツールであり、作品の本質は人間の創造性にある」との考えを示した。

さらに、タイの現代アートは社会や文化を映し出す表現として国際的な評価を高めているとし、「重要なのは他国との競争ではなく、作品が正当に評価されることだ」と強調した。

SAC Galleryは今年末で現在の運営形態を終了し、「ミュージアム・シンキング」をコンセプトとした新ブランドへ移行する予定だ。
固定の展示施設にとどまらず、各地での企画展や地域との連携を進めるほか、家族が所有する美術品や古美術コレクションと現代アートを組み合わせた展示などを通じて、芸術と社会を結ぶ新たなプラットフォームの構築を目指すとしている。

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