タイ東北部で狂犬病拡大に警戒呼びかけ。感染犬20頭確認、死者1名、高リスク接触者144名。

タイ東北部ナコンラチャシーマー県で、2026年に入ってから狂犬病に感染した動物が20頭確認され、住民の間で不安が広がっている。
県保健当局によると、すでに1人が狂犬病で死亡しており、高リスク接触者も144人に上ることから、感染拡大防止に向けた対策を急いでいる。

最新の感染例は6月1日、チャイモンコン地区で確認された。
感染したのは生後8か月の野良犬で、攻撃的な行動や他の動物への咬み付き、異常な徘徊などの症状が見られたという。

当局は感染発生地点を中心に半径5キロ圏内で犬や猫への緊急ワクチン接種を実施するとともに、一帯を狂犬病流行地域に指定。
住民への注意喚起や監視体制の強化を進めている。

人への影響としては、今年1月から6月初旬までに高リスク接触者144人が確認され、このうち135人はワクチン接種を完了したという。
一方で9人は接種途中で、保健当局が追跡調査を続けている。

県は今後、犬・猫の飼育状況調査やワクチン接種率80%以上の達成を目指すほか、病院での優先診療体制整備や地域住民への啓発活動を強化する方針だ。

保健当局は「狂犬病は発症すると致死率100%で、治療法はない。動物に噛まれたり引っかかれたりした場合は、傷の大小にかかわらず速やかに医療機関を受診してほしい」と呼びかけている。

タイの犬や猫は、飼い犬という名の野良なので、ワクチン接種をしているケースはほとんどありません。
かわいいとか犬に罪はないとか言い、不用意に近づくと、後悔してももう遅いという事態になりかねないことをお忘れなく。

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