【JETRO Bangkok】タイにおける日本食レストラン店舗数5,751店舗。8%増も競争激化で寿司店は減少傾向。

「JETRO Bangkok」は2024年1月10日『2023年度タイ国日本食レストラン調査』の内容を公開しました。

この調査は、店舗数調査(期間2023年8月15日~10月31日)と状況ヒアリング調査 (18社、期間2023年11月1日~12月28日)の2種類が、各社ホームページ、Facebookページ、関連する新聞マスコミ報道、電話取材などの方法を持って行われました。

この調査資料によりますと、2023年のタイにおける日本食レストラン店舗数は5,751店舗と前年から8.0%、店舗数では426店舗の増加となっています。
バンコクに限らず、全ての地域において店舗数が増加しているとあります。

業種別でみると、店舗数が一番多い寿司店は4.1%減、ラーメン店、すき/しゃぶ店、居酒屋、焼肉店といった業種の店舗数増加が目立つと報告されています。

2023年の外食産業の市場規模は、前年から13.2%拡大し4,800億バーツになると予測され、コロナ前2019年の4,310億バーツを超えると述べています。

その中で問題点もあげられており、関係者へのヒアリングでは、日本食レストラン間および他の種類のレストランとの競合がこれまでにも増して激化しているとの意見が多数寄せられたと言います。
寿司店への影響が顕著で、近年の急激な店舗数増加に伴う競合激化などの要因により前年から店舗数が減少しています。

また、複数の日本食レストラン事業者が、食材費および人件費の高騰が課題にあげています。

このような状況下ですが、タイで一旗揚げようとされている方、頑張ってください!

2023年度タイ国日本食レストラン調査』資料

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