バンコクのホテル市場、高級化路線へ転換。客室単価上昇。2028年までにバンコクに5,000室。

バンコクのホテル市場では、高級化(プレミアム化)が進んでいるという。
タイの不動産コンサルティング会社コリアーズ・タイランド(Colliers Thailand)の最新レポートによると、観光客数が減少する中でも宿泊料金は上昇を続けており、ホテル業界は「量より質」を重視する成長戦略へと移行していると伝えている。

2026年第1四半期のバンコクのホテル平均稼働率は75.2%と前年同期比で1ポイント上昇。
平均客室単価は4,576バーツとなり、前年から3.17%増加した。
一方、タイ全体の外国人観光客数は約2%減少したものの、観光収入の落ち込みはわずか0.22%にとどまり、旅行者1人当たりの支出が増加していることが明らかになった。

市場を支えているのは、高品質な体験を求める富裕層や高所得旅行者だ。
ホテル各社はウェルネスサービスや高級レストラン、独自のデザインや体験型プログラムへの投資を強化している。

中国市場も変化がみられる。
従来の団体旅行客に代わって個人旅行客や富裕層向けツアー客が増加しているという。
さらにロシア、ドイツ、英国などの長期滞在型旅行者も重要な顧客層となっている。

今後2028年までに、バンコクでは5,000室以上の新規ホテル客室が供給される見通しで、その約6割が国際的な高級ホテルブランドになると予測されている。
これらの新規開発は、プルンチット地区やチャオプラヤー川沿い、ラマ9世通り周辺などに集中する見込みだ。

一方で、新規供給の増加により競争激化も予想されており、ホテル業界では宿泊収入だけに依存しない経営戦略が求められている。(ウェルネス事業、レストラン・バー、イベントスペース、小売事業、ブランドレジデンス)
専門家は、今後の成長の鍵は価格競争ではなく、ブランド力や顧客体験の質にあると指摘している。

今や為替の問題や物価高で、海外旅行そのものがお金に多少余裕のある方のものへと変化してきています。
高級路線といっても、4~5,000バーツ台で十分素敵なホテルに宿泊できますので、日本のちょっとした旅館よりも安いかと思います。
私はホテルステイが大好きなので、あちこち行って疲れ果てるよりも、ファシリティの整ったホテルでゆっくりした方が非日常を味わえてよいと思うのですが、いかがでしょうか。

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