タイの田園地帯は危険。水牛避けの電気柵に触れ、タイ人親子が死亡。

タイの東北部に行くと豊かな田園風景が広がり、思わず写真でも撮りたくなる人もいることでしょう。
ただし、むやみやたらと田園に踏み込むと後悔することになるかもしれません。

6月15日火曜日の夜、田んぼの苗木を保護するために電気柵を設置していた農民が感電死し、息子も急いで助けに駆けつけましたが同様に死亡してしまいました。

事故は、タイの東北部コーンケーンのマンチャーキーリー地区の田園でおきました。
田んぼを通り帰宅しようとした村人たちは、犬が吠え続けているので立ち止まって見つめました。
すると彼らは、泥だらけの畑で稲の苗の中に無意識に横たわっているプラ​​サート・ノンプー(58歳)さんを見つけました。
プラサートさんの息子スクサン(29歳)さんは、父親を助けるために現場へ駆け付けましたが、彼が父親に触れるとすぐに彼も感電し倒れこみました。

プラサートは感電死していたことが判明しました。
息子のスクサンはマンチャーキーリー病院に運ばれ、彼もそこで医師に死亡と宣告されました。

親戚によると、プラサートさんは田んぼの避難所に一晩滞在をしていたといいます。
彼は火曜日の夜に一人でそこにいました。

農村部では、放牧された水牛が他所の田んぼに侵入し、苗木を食べたり畑を荒らしたりするため、電気ワイヤーを設置しています。
警察が言うには、ワイヤーの先端が誤って避難所の電気接点に落ちたようで、水中に立っていたプラサートさんが感電死したのだと見ています。

彼の息子は父親を助けようとして、父親の体に触れ感電死したとのことです。

水牛は体が大きいので死にまでは至らないようですが、人が触れるとこのように感電死してしまいます。
タイは日本と異なり、電圧も220ボルトと強いので(日本は100ボルト)感電事故が日本よりも多いです。
タイの田舎は意外と危険なので、のどかさに飲まれると痛いじゃすまないかもしれませんのでご注意を。

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