花王インダストリアル、SCGケミカルズ、Dowタイランドが覚書を締結。カーボンニュートラル達成を目指す。

花王インダストリアル(タイランド)株式会社は、世界を代表する包装業界のエキスパートであるSCGケミカルズ株式会社(SCGC)およびDow Thailand Group(ダウ)と提携し、リサイクル可能に設計された包装を開発しました。
このパートナーシップは、二酸化炭素排出量が低く、リサイクル可能な高品質のパッケージに焦点を当て、より持続可能なパッケージを消費者に提供することを目的としています。

この日、3社はトゥルー・デジタル・パーク・ウェストにあるDow Thailand Group本社で覚書(MoU)を締結しました。

アタック、ビオレ、ハイター、ローリエ、マジックリンなどの日本の消費者向け製品の大手メーカーである花王は、近い将来、タイの幅広い製品ポートフォリオに新しい持続可能なパッケージを使用する予定です。
覚書調印式には花王タイランド社長の清水裕二氏、SCGC事務局長Pisan Uawithya氏、そしてDow Thailand Group社長のチャチャイ・ルアンポンチャルーンンチャイ氏が出席しました。

この覚書では、二酸化炭素排出量の削減と容易なリサイクルを可能にする花王ブランドのパッケージの設計と製造における新素材の開発と革新的な技術の使用につながります。
これには、内部の製品を保護し、消費者に利便性を提供する優れた特性を維持する硬質 (ボトル) および軟質 (バッグ) パッケージングの両方が含まれます。

この提携は、花王にとって、2050年までのカーボンニュートラル達成などの持続可能性目標を達成するための重要な一歩となると述べています。
またこれは、環境への影響を削減し、イノベーションを利用してより持続可能な選択肢を生み出すというSCGCとDowの取り組みとも一致しています。

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