タイ周辺の海域で6隻の観光船と1隻の漁船が沈没。パタヤではラン島行きの小型船舶の行き来が一時停止に。

ここ4日間で、タイランド湾やアンダマン海で6隻の観光船と1隻の漁船が沈没する事故が発生しました。
これら事故により、乗客2名、船長1名、乗組員5名が依然として行方不明となっています。

12月23日、パンガー県沖のアンダマン海のスリン諸島国立公園近くでダイビング旅行に出かけていた、外国人を中心とする観光客16人を乗せた「サワンツアー」ダイビングボートが沈没しました。
この事故により、観光客16名が救助され、2人が依然行方不明となっています。

また、73名の観光客を乗せたスピードボート「バンダヤ19号」が、サトゥーン県沖のアダン島東にあるブブ島付近で転覆しました。
乗客全員と乗員4名は救助されています。

同日、トラート県チャーン島沖で漁船「シラウィット・ナムチョーク号」が転覆しました。
この事故で船長と乗組員5名が行方不明となっています。

現在グラビーのアオナン地区のビーチやいくつかの島に赤い旗を掲げ、観光客に海で泳がないように警告しています。
観光船の操縦者らへも、観光客を島や海に連れて行く場合は細心の注意を払い、適切な救命胴衣を船内に着用するよう求めています。

5,000人以上の乗客を乗せたクルーズ船2隻が、海荒れのためにサムイ島への運行をキャンセルしましたが、本土と島の間のフェリーサービスは通常通り運航し続けており、船の積載重量を減らすよう当局より告げられたといわれています。

パタヤでは海事当局が小型船舶や高速ボートによるラン島への乗客の往復を禁止しました。
十分な数の救命胴衣を装備した大型船舶のみが観光島への出航を許可されています。

 

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る