BTSスクンビット線シーロム線が、12月中旬にも値上げの可能性?! 最低賃金アップとデジ通貨ばら撒きの影響か?

BTS利用者には、またまた頭痛の種です。

バンコク副知事のウィサヌ氏は11月10日、BTSグリーンライン(スクンビット線)について、早ければ12月中旬か年明け1月上旬に値上げされる可能性があると発言しています。

この運賃調整は、グリーンラインの運営などに関してバンコク交通システム公社(BTSC)に負っている約530億バーツを解決する計画の一つであると説明します。

グリーンラインは、現在まで大きく2回に分けて延伸されました。
最初のルートはバンチャックからベーリングまで、そしてポーニミットからバンワーまで続きます。
2回目の部分は、モーチットからクーコートまで、そしてベーリングからケーハ(サムットプラーカーン)まで続きます。

ウィサヌ氏が語るところによりますと、バンコク都庁は運賃値上げに向けて3つの案を検討していると言います。
1つ目は、延伸部分を利用する通勤者から一律15バーツの運賃を徴収することであり、これが国民の負担が最も少ないだろうと同氏は述べます。

2番目のアプローチは段階的に運賃を値上げするもので、最初の5駅は15バーツ、6~10駅は20バーツ、11駅以上は25バーツとなります。

最後の選択肢は、延長の初乗り運賃を15バーツとし、30バーツを上限として駅ごとに3バーツずつ値上げすることです。

内閣が承認し新しい運賃を発表されると、30日以内に施行され、早ければ12月中旬にも運賃値上げ可能性があります。

タイ貢献党が掲げた選挙公約により最低賃金をあげようとしていますが、それは各種値上げの口実にもなっています。
デジタル通貨1万バーツ政策も、大幅なインフレを伴い借金を背負わされるだけなので、かえって国民の生活は苦しくなると思います。

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