「これは軍によるセミクーデターだ!」ピター氏、2回目の首相選の舞台へ上がれず。

「これは軍によるセミクーデターだ。」
タイの地元メディアはこのように強い口調で報じています。

7月19日、8党連合はこの日ピター氏を首相候補に2回目の選挙に臨むつもりでした。
しかし反対勢力により、ピター氏はを首相候補に再任することは議会規則第41号に違反するとし、8
時間以上の討論の末、国会議員715人中395人がこの意見に賛成票を投じました。

この規則では、会期中にすでに否決された動議の再提出を禁じています。

ピター氏を再指名できるかどうかの問題は、前進党議員が規則第41号に違反していないと主張し、他の議員が違反していると主張したことを受けて議論の対象となりました。

この動議決議より前にタイ憲法裁判所は、ピター氏に対し、選挙法違反かどうかの判決が出るまで議員としての職務を停止することに同意していました。
そしてこの動議をもって、ピター氏が首相選挙へ立候補する可能性は正式に潰えました。

これを受けて、タイの地元メディアはこのように論評しています。
「これはセミ軍事クーデターに他ならない。軍事政権が任命した250名からなる上院議員らは、7月13日にピター氏を首相候補として否決し、今日の2回目の首相投票にピター氏を擁立することに反対票を投じたからだ。」

タイは最悪のシナリオを選ぶことになるのでしょうか。
国民の意思は不在のままに。

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