バンコクのカラオケ店に監禁の上、売春を強要されていた17歳と14歳の少女を救出。

2人の未成年の少女 (うち1人は14歳) が、警察の強制捜査の後、バンコクのカラオケ店から救出されました。
この未成年少女は、店に監禁され売春を強要されていました。

現場は、バンコクのドンムアン地区ソイソーンプラパー12にあるカラオケ店でした。

同店舗への強制捜査により、17歳と14歳の未成年の少女2人を救出し、店主のナル―モン容疑者(42)を逮捕しました。

店のシステムとして、最初の1時間は 240 バーツ、その後は1時間ごとに 120 バーツが支払われていました。
ただし、店主は最初にその金額から無条件に 20 バーツを差し引き、その後、さまざまな違反や罰則を理由に搾取していたとされています。

さらに店主は、未成年の従業員に売春を強要していました。
未成年者は 2,000 バーツを受け取り、所有者に 500 バーツを渡す必要がありました。

少女が顧客と長時間外出した場合、さらに500バーツを支払わなければなりません。
各少女らは3~4か月間働くことを余儀なくされ、そのうちの何人かは逃亡を計りました。

少女らは店に閉じ込められ、コンビニで何かを買いに出かける必要がある場合は、見張り役が同行する徹底ぶりでした。

本誌では何度も訴えていますが、このようなケースでは買う方よりも供給する側が圧倒的に悪です。
買春を肯定するわけではありませんが、買春を追い詰める自称ジャーナリストはみかけますが、供給する側を見たことがありません。
買春者をとっちめて鬼の首をとったような発言をするくらいなら、巨悪に立ち向かって欲しいのです。
巨悪に立ち向かわなければ、犠牲者は増えるばかりです。

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