バンコクのゴミ問題解決に知事が分別を呼びかけ。「ไม่เทรัวม(マイ テ ルアム)」キャンペーン。

バンコク都庁 (BMA) は議会と協力して、廃棄物分別キャンペーン「ไม่เทรัวม(マイ テ ルアム)」(一緒に捨てないの意)を実施します。

2月28日、チャチャート知事は、下院事務局との間で、クリーンで持続可能な環境イニシアチブを共同で推進するための覚書に署名しました。

バンコク知事によりますと、国の経済と輸送のハブとして、バンコクは急速に都市化しており、その結果、家庭と産業部門の両方から廃棄物量が急増しています。
都は現在、1日あたり約1万トンのゴミを排出しています。
この廃棄物は、埋立、堆肥化、機械的生物学的処理、バイオマス発電所の燃料の使用など、いくつかの方法で処分されます。

都は 1,829台のトラックと10,532人の労働者を使用して、50地区すべての1,800以上のルートでゴミを収集しています。
ごみ収集と廃棄物管理には多額の予算と労働力が必要となっています。

「ไม่เทรัวม(マイ テ ルアム)」キャンペーンは、都の廃棄物管理システムを改善し、食品廃棄物の適切な処理に対する市民の意識を高めることにより、特に食品と有機廃棄物について、コミュニティレベルでのごみの分別を促進させます。

このキャンペーンはまた、農家が農薬への依存を減らすのを助けるために、食品廃棄物を高品質の有機肥料に変えることを促進しています。
学校、市場、寺院、アパート、政府機関、個人の建物に廃棄物堆肥化機が設置され、人々が食品廃棄物を適切に処理できるようにしていきます。

タイ国民に、この知事の高尚なお考えがどれだけ伝わりますでしょうか。
残念ながら、罰則や取り締まりなしに人々の心に響くことはないでしょう。

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