アイコンサイアムで1日限りの「北海道プレミアム フードショー」。一方で物産展は飽きられていると言う声も。

1月27日、バンコクのアイコンサイアムで開催された1日限りの「北海道プレミアム フードショー」に、約160のタイ企業と日本の北海道から17の食品メーカーが集まりました。
このイベントでは、日本食へのニーズが高まるタイ人消費者へ、高品質の食材を紹介することが目的となっています。

参加者は新しい食べ物や飲み物を試し、名刺を交換してビジネスチャンスを広げようと勤しんでいました。

日本の梨田和也大使は、タイは日本所在の重要なマーケットであり、2021年から2022年の間に915件もの新しい日本食レストランがタイにオープンし、合計では過去最高の5,325件に達したと述べています。

これはまた、新型コロナ禍がタイ人の日本食に対する需要に影響を与えなかったことを同時に示しているとも言えます。

北海道の土屋俊介副知事は、3年ぶりの商談会開催を喜んでいます。
同氏は、北海道がタイや他の国との貿易関係を強化するために同様の商談会を開催していく意向であると付け加えました。

国際貿易促進局 (DITP) の副局長は、日本はタイにとって3番目に大きな貿易相手国であり、昨年の総輸出額593億バーツにおける10%に相当していると説明しています。

タイも日本にとっての重要な輸出市場であり、2021年には3億4,300万バーツ相当の食品を輸入し、前年比41%増加しています。

先日放送されたテレビ東京の「ガイアの夜明け」では、北海道(に限らず)物産展は飽きられているという日本橋三越バイヤーの声をフィーチャーしていました。
タイでもいずれ「飽き」はくるのでしょうから、「飽き」が来る前に先手を打てるかどうかは重要かと思います。

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