未来のことを願うのは暇な証拠ですか? ならばもっと暇を見つけて子供の将来を考えてあげましょう。

タイ学生団体は、20歳未満の人に宝くじの販売を禁止するよう強く求めています。

1月12日、学生団体がプラユット首相に宛てた公開書簡の中で、多くの宝くじ業者が学生服を着た学生に宝くじを販売していると訴えています。

現行法でも20歳未満への販売は違法であるにもかかわらず、バンコクやノンタブリーの50か所の販売所でそのようなケースが目撃されていると言います。

さらに3つのオンライン宝くじ販売業者からも、オンラインで宝くじを購入することができると主張しています。

1月14日はタイの子供の日であるため、このグループは政府に対し、宝くじを含むあらゆる種類のギャンブルから子供を保護するよう、法律を厳格に施行するよう求めています。

また同グループは、政府と野党に対し、宝くじの販売による金銭的利益よりも若者の将来を重視するよう強く訴えました。

何でもそうですが、崇高で立派な法律がこのタイにもあるにもかかわらず、それを守らない、守らせていないことに大きな不平等と社会的矛盾を抱えている国だと思います。
極端な少子高齢化がこれから始まると言うのにも拘らず、子供たちはその矛盾が生じる危険に常にさらされています。

「暇なんだねぇ、その人さ。暮らしってそんな先考えてる暇ないやね。…明後日のことなんか考えられないねぇ」
これは2021年公開された映画『閃光のハサウェイ』でのセリフですが、実際はそういう人がほとんどなのかもしれません。

それでも誰かが将来のことを考えなければ、子供たちの未来のことを考えてあげられる人がいなければ人間社会は成り立たないのだと思います。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る