Sansanバンコクオフィスを開設、タイでインボイス管理サービス「Bill One」を提供

働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、海外子会社であるSansan Global Pte. Ltd.(シンガポール)がタイ・バンコクに駐在員事務所を開設したことを発表します。
タイではいまだ9割もの請求書が紙でやりとりされている一方で、政府は2018年から電子インボイスの導入を促進する政策を打ち出しており、多くの経理業務で紙と電子の請求書が混在しています。タイ市場に向けたBill Oneの提供を通じて、アナログな請求書業務のデジタル化と電子インボイスへの対応を実現します。
また今回のグローバル展開強化により、インボイス管理サービス「Bill One」を介して請求書のやりとりを行うインボイスネットワークを国内から海外へ拡大していきます。

バンコクオフィス開設記念イベントには現地日系企業を中心に100名以上が参加バンコクオフィス開設記念イベントには現地日系企業を中心に100名以上が参加

 

■バンコクオフィス開設の背景
Bill Oneは、郵送で届く紙の請求書やメールに添付されるPDFの請求書など、さまざまな方法・形式で届く請求書を代理受領して正確にデータ化し、クラウド上で請求書の一元管理を可能にすることで経理業務の効率化を後押ししています。2020年5月のサービス提供開始以降、営業や導入サポート体制の強化、新機能の開発、他社サービスとの連携に注力してきました。
その結果、日本国内の請求書受領サービス市場でマーケットシェアNo.1を獲得(※1)したほか、Bill Oneを介して請求書のやりとりを行う「インボイスネットワーク」参画企業数は2022年9月に5万社を突破(※2)するなど、急成長するデジタルインボイス市場をけん引しています。

グローバルでは当社の海外子会社であるSansan Global Pte. Ltd.において、2021年11月よりBill Oneをシンガポール、マレーシアに向けて販売しています。東南アジア各国は日本と同様に請求書のデジタル化や電子インボイスへの関心が高く、今後法令や共通規格の整備が見込まれています。
その中でもタイは商習慣として紙の請求書でのやり取りが根強く残っており、2018年より電子署名や電子インボイスの導入を促進する政策が実行されています。そのため、従来の紙の請求書と電子請求書が混在し、請求書業務が煩雑になっています。Bill Oneは、さまざまな形式で届く請求書を代理受領してクラウド上で一元管理することが可能です。今後タイでは経理業務の生産性向上を目的とした請求書のデジタル化ニーズが増え、市場規模の拡大が期待されることから、Sansan Global Pte. Ltd.はバンコクにオフィスを開設することを決定しました。

また当社は、2022年11月にフィリピン・セブ島にグローバル開発センターを設立することを発表(※3)しました。同センターではそれぞれの国の法令・制度や商習慣、業務フローに沿った独自の機能開発を行い、Bill Oneをはじめとした東南アジア各国に提供するプロダクトの開発を強化し、グローバル市場開拓の加速を目指します。

■Sansanバンコクオフィス開設記念イベントを開催
バンコクオフィス開設にあたり、1月17日に現地顧客向けに「Sansanバンコクオフィス開設記念イベント」を開催しました。当日は、グローバルでBill Oneを利用いただいている顧客をはじめ、当社やサービスにご関心いただいた100名を超える皆さまにご来場いただきました。

 

Bill Oneは今後、日本国内のみならずグローバルへの展開を強化し、拡大が見込まれる東南アジア市場へ早期に参入することでインボイスネットワークの拡大に注力してまいります。

※1:Sansan株式会社「クラウド請求書受領サービス『Bill One』、請求書受領サービス市場でマーケットシェアNo.1を獲得」(2022年7月14日発表)
https://jp.corp-sansan.com/news/2022/0714.html
※2:Sansan株式会社「Bill Oneのインボイスネットワーク参画企業が5万社を突破」(2022年9月29日)
https://jp.corp-sansan.com/news/2022/0929.html
※3:Sansan株式会社「Sansan株式会社、フィリピン・セブ島にグローバル開発センターを設立」(2022年11月25日発表)
https://jp.corp-sansan.com/news/2022/1125.html

(以上)

■請求書受領から、月次決算を加速する「Bill One」
Bill Oneは、Sansan株式会社が提供するインボイス管理サービスです。郵送やメールといったさまざまな方法・形式で届く請求書をオンラインで一括受領し、素早く正確にデータ化。請求書をクラウド上で一元管理することで、アナログで非効率な請求書業務をデジタル化します。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応し、月次決算業務を効率化することで、企業経営における意思決定のスピードを加速します。

■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」やキャリアプロフィール「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約DXサービス「Contract One」を国内外で提供しています。

設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:65億11百万円(2022年11月30日時点)
事業内容:働き方を変えるビジネスデータベースの企画・開発・販売
Sansan   https://s.sansan.com
Eight       https://8card.net
Bill One  https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com

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