カンボジアのカジノ王『ゴック・アン』の子、バンコクのサトーン地区で逮捕！国籍不正取得の疑惑も。

７月15日、タイ警察サイバー犯罪捜査本部は、バンコク・サトーン地区の高級住宅やスアンルアン地区、サケーオ県の複数箇所において家宅捜索を行いました。

この捜査は、カンボジアのカジノ王とも称される「ゴック・アン」（フン・センの側近）が関与しているとされる国際的なコールセンター詐欺グループの摘発の一環として行われました。

警察はすでに７月８日に19箇所を家宅捜索し、数百万バーツ相当の資産を押収しています。

新たに逮捕状が出た人物

サイバー警察はさらに捜査を進展させ、以下の３人に対して新たな逮捕状を取得しました。

・ジュリー容疑者（女性）
・プチャーリン容疑者（女性）
・キッティサック容疑者（男性）

この３名は「国際的犯罪組織への関与」の容疑がかけられており、全員がゴック・アンの実の子ども（娘２人・息子１人）でした。

タイ国籍の疑惑も浮上

さらに、サイバー警察はこの３名が不正にタイの身分証明書（IDカード）を保有している可能性を発見しています。
これを受け、内務省地方行政局は特別調査委員会を設置し、関係職員の関与についても調査を進めています。

カンボジアのカジノ王『ゴック・アン』の子、バンコクのサトーン地区で逮捕！ 国籍不正取得の疑惑も。