食べたら危険! タイでお菓子そっくりの新型ドラッグ拡散中! 子供が誤って食べないようご注意を!

6月23日午前8時30分、タイ首相府副報道官は、タイ政府が違法薬物の取り締まりを一層強化していると発表しました。
特に若者を狙った見た目が可愛らしい「偽装型薬物」の存在が問題視されており、警察と関係機関が連携して摘発にあたっています。

危険な新型薬物の例

・第6世代電子タバコ(GEN 6)

 見た目はまるで「スティック型の吸入器」。鼻や口から吸えるタイプで、3~5%のニコチンを含有。
香り付き(エナジードリンク味など)で、「鼻から吸えるポッド型タバコ」として販売され、感染症のリスクも高い。

・大麻ポッド(Cannabis Vape)

 カラフルなデザインで、果物・お菓子の香り付き。
子ども向けのアニメ風パッケージで人気。使い捨て型の電子タバコで、ポッドを交換すれば大麻も吸引可能。

・リーン(Lean)

 紫色の甘い清涼飲料風薬物で、コデイン(鎮痛・咳止め成分)を含有。
炭酸飲料に混ぜて飲むと陶酔・めまい・幻覚作用があり、呼吸停止や心停止のリスクも。

・モリー(Molly)/新型MDMA(エクスタシー)

 見た目はパステルカラーの飴やお菓子風で、星・ハート・文字・キャラクターの形。
安全性を謳うが、実際は強力な幻覚・覚醒作用があり、命の危険も。

「保護者の皆様には、子どもの行動に気を配り、怪しい製品に巻き込まれないよう注意していただきたい」

と呼びかけ、特に学校周辺の店舗やオンライン販売に対する取り締まり強化を当局は要請しています。

写真はイメージです

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