有名youtuberやブランドオーナー20名が警察前に集結! 有名マーケティング会社から詐欺被害!

3月10日午前9時30分、バンコクのタイ中央捜査局(CIB) 前に、タイのインフルエンサーやブランドオーナー20名以上が集結し、マーケティング会社による詐欺被害を訴えました。

彼らは、バンコク・ラープラオ地区にあるマーケティング会社から、契約通りのプロモーションが行われず、報酬が支払われなかったとして、総額2,000万バーツ以上 の損害を受けたと主張しています。

◆訴訟ポイント

・被害者20名以上:インフルエンサーやブランドオーナーが集団で訴え
・損害額2,000万バーツ以上:契約違反、未払い、詐欺行為
・マーケティング会社の手口:著名人の起用を約束し、信頼を得て契約させる
・被害者の証言:契約後、会社は支払いを渋り、最終的には閉鎖・逃亡
・法的措置:刑事告訴に発展、詐欺罪としての処罰を求める

◆被害者の証言

・ブランドオーナーの証言

化粧品ブランドのオーナーとスキンケアブランドのオーナーは、同社と契約したが、広告費を支払ったにも関わらず、約束のプロモーションが実施されなかったと証言。

「投資すれば8倍の利益が出る」 との甘い言葉に誘われ、6,000点の商品を生産するも、プロモーションは実施されず、支払いも未履行。

オフィスを訪れたところ、すでに会社は閉鎖。
ビルの管理者から「賃料未払いで退去した」と告げられます。

・インフルエンサーの証言

「แม่จ๋าพามาตาไปเที่ยวหน่อย(ママ、一緒に旅行しよう)」のページ運営者、アムパパンさんは、「詐欺の実態を告発する投稿をすると、会社側から名誉毀損で訴えると脅された」

フォロワー30万人のユーチューバー「ภูเขาชาแนล(プーカオ・チャンネル)」の運営者レートリットさん も、「納品後に支払いを催促すると、偽の小切手を見せられ、結局報酬は受け取れなかった」

詐欺の手口と対策

詐欺の手口

  1. 豪華なオフィスや大人数のスタッフを見せ、信頼を得る
  2. 著名人を起用したプロモーションを約束し、契約を結ばせる
  3. 契約後、支払いを遅らせ、最終的に逃亡
  4. 裁判になっても個別対応させ、被害者同士の団結を防ぐ

今後の対策

  • 事前に会社の評判を確認(登録情報や納税履歴をチェック)
  • 契約書に厳格な支払い条件を明記
  • 契約前に過去の取引実績を確認
  • 怪しい場合は弁護士を通して交渉

 

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る