- Home
- 事件(タイローカル)
- 【タイ】女は薬物で10日前に出所ばかり。男は前科多数。タイの薬物蔓延を止められるのは政治だ!
【タイ】女は薬物で10日前に出所ばかり。男は前科多数。タイの薬物蔓延を止められるのは政治だ!
- 2024/11/27
- 事件(タイローカル)
もし政府が口だけでなく、本当に麻薬と闘う気なら、シンガポールのような厳格な罰則を導入すべきです。
でなければ、やめたくてもやめられない不幸な人々が増殖する一方です。
11月26日、サムットソンクラーム県アンパワー地区の道路沿いで、薬物の密売が行われているとの住民からの通報を受け、警察が捜査を開始しました。
現地で約3時間にわたり監視を行った結果、不審なバイクにのる男女2名を発見します。
2人は、41歳のアーノンと25歳のパッサソーンと判明します。
2人は警察に声をかけられると声を荒げ、混乱した様子で「家に帰る途中でトイレに寄っただけだ」と主張しましたが、尿検査の結果、両名とも薬物反応が確認されました。
調査の結果、アーノンには以下の薬物関連の前科があることが判明しました。
2009年: バーンクンティー地区で8件の薬物事件に関与
2014年~2023年: アンパワー地区で薬物の使用および所持
一方、パッサソーンはわずか10日前の11月16日にサムットソンクラーム中央刑務所を、これまた薬物関連の事件で出所したばかりでした。
警察の取り調べ中、パッサソーンは泣きながら夫の足にすがり、「自分のせいで捕まった」と謝罪します。
2人には第1種薬物(覚醒剤)を使用した容疑がかけられ、法に基づいて起訴されました。
何故この国は、このようになってしまったのでしょうか。
薬物が犯罪という認識が薄く、刑罰が軽すぎるので、彼らはすぐ出所して、また同じことを繰り返すでしょう。
その責任の全ては、政治にあります。