孫は祖母に抱きついたまま…。サムットプラカーンで火災。2名が死亡。

孫娘が祖母に抱きついたまま死亡するという痛ましい火災が発生しました。
狭い路地が消火活動の妨げになったとのことです。

10月20日、タイのサムットプラカーン県ムアン郡バンプロンソイ4で、住宅火災が発生したとの通報を受け、地元警察が対応しました。
バンプロン自治体と近隣自治体から合計6台の消防車が現場に派遣され、救急隊も救助に駆けつけました。

現場では、複数の木造家屋が激しく燃え広がっており、住民たちは混乱の中、貴重品を持ち出そうと必死の様相でした。
消防隊は火災の拡大を防ぐため、懸命に消火活動を行いましたが、狭い路地と強風、そして木造家屋が燃えやすいことが原因で、消火活動は難航しました。
火の勢いが収まるまでに約1時間を要しています。

初期調査では、約10軒の住宅が焼失し、火災で大人1名と女児1名が犠牲となりました。
女児は祖母の足に抱きついたままの姿で見つかったと伝えられています。

火災の原因については、現場検証が行われ、今後詳しく調査される予定です。

亡くなった家族の親戚によると、火災発生時、祖母と9歳と11歳の孫が家にいたとのことです。
母親は1階にいて、火が燃え広がった際に脱出しましたが、祖母たちは逃げ遅れました。
現場にいた別の親戚は、火災が家全体に広がる中、消火器を使おうと試みましたが、爆発が起きてしまい、消火活動が困難だったと語っています。

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