インターポールから国際手配されていた中国人整形女を、ラマ4通りのコンドで逮捕!

タイの入国管理警察は、インターポールから国際手配(ブルーノーティス)が出されていた中国人女性を逮捕しました。
彼女は整形手術で容姿を変え、タイに潜伏し650日間のオーバーステイ状況となっていました。

10月7日、バンコクのラマ4世通りにある高級コンドミニアムで、入国管理警察は中国本土で詐欺容疑をかけられていた中国人女性を逮捕しました。
名前は仮名ですが「ジンクー」、年齢は30歳と発表されています。

入国管理局の捜査班は、善良な市民から「中国人の外国人が違法に滞在しているらしい」との通報を受けて捜査を開始しました。
彼女は自宅を出る際、帽子やマスクで顔を隠して行動し、常に一人でいるなど、普段から不審な行動が見られました。

今回、地上階で食べ物を受け取るために彼女が降りてくるところを確保しました。
警察官が入国管理局の者であることを名乗り、彼女にパスポートの提示を求めたところ、彼女は不審な態度を取り、話をそらそうとしました。
彼女は有名な航空会社の客室乗務員をしていたが解雇されたと主張しましたが、警察官は外国人の乗務員が観光ビザで入国することはなく、専用のビザを取得する必要があるため、疑念を抱きました。

その後、入国管理局がインターポールのデータベースを確認したところ、ジンクーはブルーノーティスの対象者であることが判明します。
さらに中国の治安当局に確認したところ、2016年から2019年にかけて、彼女が詐欺事件の容疑者で指名手犯されていたことが確認されました。

ジンクーは、被害者に有名な航空会社の客室乗務員の職を斡旋できると偽って6人から計152万元(約216,000ドル、720万バーツ)を騙し取ったとされています。
彼女はその一部の資金を整形手術に使用し、被害者に顔を認識されないようにしていました。
そして、常に顔を隠して行動し、タイに逃亡していましたが、今回逮捕となりました。

入国管理局の調査では、彼女は2022年末に観光ビザでタイに入国し、その後650日以上にわたりオーバーステイ状態となっていました。
警察は彼女を入国管理警察捜査課に引き渡して法的手続きを進めています。

彼女は今後、強制送還される見込みとのことです。

悪党でも簡単に入国できる国、それがタイです。

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