インドネシアでは麻薬犯罪は重罪です。銃殺刑の可能性もあります。タイでも徹底した麻薬撲滅を。

インドネシア当局は火曜日、7月以降、観光地バリ島で6人を麻薬関連の容疑で逮捕したと発表しました。
そのうち4人は、死刑の可能性があります。

9月8日、タイ国籍のラチャノン(33歳)とそのガールフレンド、ウォラナワン(31歳)は、バリ島のングラライ空港に到着した際に逮捕されました。
2人は、コラーゲンドリンク108袋に詰められた1.9キログラム(4.1ポンド)のメタンフェタミンとエクスタシーの粉末、およびパーティードラッグであるエクスタシーの錠剤20錠を所持してい容疑での逮捕でした。

その後、警察はこの麻薬をタイから発注したとして、2人のインドネシア人も逮捕しています。

現地当局によりますと、4人全員が起訴され有罪判決を受けた場合、銃殺による死刑執行の可能性があります。
2019年11月には、バリの裁判所が1キログラムのメタンフェタミンを密輸したとして、2人のタイ人に16年の懲役刑を言い渡しています。

また、7月にヨーロッパ人男性2人が、麻薬関連の容疑で逮捕されたことも発表されています。

インドネシアには、死刑囚となった麻薬密輸犯が多数おり、最後に死刑が執行されたのは2016年7月でした。
この時、インドネシア人1人と外国人3人が銃殺されています。

2019年5月には、バリ島の隣にあるロンボク島でフランス人がエクスタシー3キログラム(6.6ポンド)の密輸罪で死刑判決を受けましたが、その後、上級裁判所で19年の懲役刑に減刑されたケースもありました。

タイもこれくらい徹底的に蔓延した麻薬社会と闘わなければ、この問題を解決することはできないでしょう。

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