米国半導体大手、NVIDIAの戦略パートナー企業・STPX Global社(タイ)と業務提携

成田市で世界初のAIスマートシティ構想もスタート

 この度、共生バンクグループ(本社・東京都千代田区、 栁瀨健一 代表取締役)は、米国の半導体大手・NVIDIA(本社:カリフォルニア州サンタクララ市)と戦略的パートナー関係にあるタイ王国のSTPX Global(本社:タイ王国バンコク市)との間で業務提携し、日本におけるAIソリューションビジネスを共同して展開することになりました。

 

 

 

 具体的には、本年8月をめどに共生バンクグループとSTPX Global社が合弁で会社(STPX Global Japan株式会社=名称予定)を東京都内に設立、今般発表されたNVIDIAの「生成AI向けにイーサネット ネットワーキングを強化」に対応して、年内にもSpectrum-X* を日本国内に設置(16Nodesサーバー)し運用することで、あらゆる市場のAIソリューションの拡大を支援するものです。

 

 

 

 また、NVIDIA Spectrum™-X Ethernetの市場を世界に広げる目的で、NVIDIAとの間では単なるハードウエア(チップ等)の代理店という位置づけではなく、この先進技術を用いて生成AIのトータルソリューションビジネスを各種業界向けに世界的規模で展開するという戦略的パートナーとしての位置づけとなっています。

 

 一方、不動産開発・投資に強みを持ち、本年5月に千葉県成田市における大型開発プロジェクト「ゲートウェイ成田プロジェクト」のマスタープランを発表した共生バンクグループは、 STPX Global社との合弁会社設立を足掛かりに、今後さらに市場拡大が期待されるデータセンター事業や関連するソリューションビジネスへの事業拡大を目指します。

 

 GATEWAY成田のイメージ

 現在、「ゲートウェイ成田」は、以下の構想のもと開発が進んでおります。

① NVIDIAの技術を駆使した世界初の「AI スマートシティ」を企画・プロデュース、AIが顧客ニーズを最適化する様々なNVIDIA製品の価値を体験できるショーケースとして開発する。

② 商業施設、ホテル、デジドーム、R&D、交通システム、物流システム、通信システム等のあらゆるファシリティシステムにNVIDIAの技術を活用。また、世界最先端のエネルギー効率を実現する、世界に類を見ない全く新しい未来の街づくりとなる。 

③ 施工段階からAI技術を活用。今後世界的な課題となる、建築施工の省人化と工期短縮化を目指す。また、将来的にはAIスマートシティを企画から竣工、運営までをパッケージ化し、これらのシステム&ソフトとして全世界に向け販売する。

 

 

【提携概要】

◎共生バンクグループがSTPX Global Japan株式会社の株式の51%シェアを取得する。

◎年内に16NodesのAI向けデータセンターを東京に設置、NVIDIA Spectrum™-X Ethernetを用いて運用を開始し、随時拡大しながら3年後の2027年度中を目途に5000Nodes規模までの拡帳と開発、運営を行う。

◎ STPX Global Japan株式会社を通じて、ゲートウェイ成田プロジェクトを基点に日本国内からアジア、全世界において、NVIDIA Spectrum™-X Ethernetネットワーキングプラットフォームを用いた、生成AIに係る「AIスマートシティ」の開発を行う。そうした意味で、1号プロジェクトであるゲートウェイ成田プロジェクトは、AIトータルソリューションビジネスのショーケースとして位置づけ開発を進める。

 

【会社情報】

■商 号:共生バンク株式会社

■本 社:東京都千代田区二番町12-3グレイス麹町2階

■設 立:1997年7月

■代 表:代表取締役 栁瀨健一

■資本金:3億7950万円

 

※ STPX Global Japan 株式会社 の会社概要については、設立次第速やかに発表いたします。

 

 

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