「美しすぎる女医」事故死からタイ人の意識は変わったのか? しかし驚くべき調査結果が!

美しすぎる女医」が事故死してから、連日のようにタイの交通法規やマナーについてのニュースがアップされていますが、一般のタイ人に届いているのでしょうか。

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タイ健康促進財団(Thai Health)によりますと、歩行者がいるにもかかわらず、車両の90%近くがバンコクの横断歩道で停車していないという調査結果がでています。

同財団では、1月25日から27日まで、バンコクの12か所で調査を実施しました。

①サパンクワーイのビッグCハイパーマーケット前
②オールシーズンズプレイス
③パホンヨーティンソイ19
④プラディパットソイ19
⑤ブミラジャナガリンドラ腎臓研究所病院
⑥スクンビットソイ21
⑦スクンビットソイ33
⑧インジャルーン市場
⑨クイーンシリキットパーク
⑩エッカマイソイ2
⑪ラティアソイ3
⑫ラジャビティ病院

タイ健康促進財団は、合計14,353台の車両(7,619台の自家用車、6,449台のオートバイ、285台の公共車両)を調査対象としており、そのうち89%が横断歩道を横断する歩行者のために立ち止まらなかったとレポートしています。
中でも、バイクが最悪の割合であり、次に自動車と公用車が続きました。

メディア報道でその悲劇を強烈にアピールしていたにもかかわらず、眼科医のグラターイ先生が事故死したブミラジャナガリンドラ腎臓研究所病院周辺の交差点でも、車両の約94%が停止していなかったと同財団はのべています。

「交通安全には全員の協力が必要です。
子供のころからの教育が必要だと思います。
横断歩道は歩行者の安全を確保するように設計されているため、運転手は接近時に速度を落とさなければなりません。
同じような事件の再発を防ぐ必要があります」と同財団は主張しています。

今回の事件では、警察が起こしたこともニュースとして大きくなった要因ではありますが、実際は一般のタイ人そのものの交通マナーが周辺諸国と比べても最悪であるという点も否めません。
新型コロナでもそうですが、法律軽視の在り方そのものを小さいころから教育していかないと、この問題一朝一夕に変わることはないでしょう。
そしてその間に、悲劇は繰り返されるのです。

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